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なぜ私のお給料はこんなに低いのか問題。

私はタダのOLだ。

タダのというか底辺OLだ。だって、同じくOLになった学生時代からの友人の中で、多分1番稼げていないし、つまらなそうに働いているから。

生理前の精神不安定期とかには、自分の人生一体どこで間違えた?と考えることがよくあった。

よくあった、と過去形なのには理由があって、つい先日その答えが突如出た。

その答えはつまるところ、私の十数年のOL人生の結論だった。

どこからその答えが出てきたかというと、それは「上司からのフィードバック」。中間面談でのこと。

仲の良い同僚に、電話でその内容を恥ずかしげもなく話してみたら、爆笑してた。ビデオオンにはしていなかったから姿は見えなかったけれど、あれは絶対のけ反って爆笑してた。ぜったい。

何を言われたかというと。

「なんでも器用にこなし、コミュニケーションもうまい。良き部下、良き同僚だが、弱みも無ければこれと言った強みも無いところが弱み。」

弱みあるじゃん。

こんなフィードバックをもらって、ちょっとは落ち込んだりするのが正しい受け取り方なんだろうけど、私ときたら全然落ち込んでなんかいなくて、ずっとずっと考えていた「自分の人生一体どこで間違えた?」の答えが出て、ものすごく、それはそれはものすごくスッキリしてる。

間違ってはいなかったんだ。

私の人生は間違えたんじゃないんだ。(ちなみに、婚活という点では間違えていて、今日の話はあくまで仕事における話。)

私は典型的な「器用貧乏」なんだわ。(自分で自分のこと器用とか言ってすみません)

もうね、ドンピシャに私を言い当ててくれたと思っていて、上司には本当に感謝してる。

この出来事を通して、もうOLとしてはここまでだなと思ったほんとに。

仕事は趣味や遊びのためのお金をもらう手段だ、としか考えていなかったから、たまたま入った今の業界自体に新卒時代から一度たりとも興味を持てたことがなくて、それは今もこれからも何があっても変わらない。

強みがないからお給料が上がらないんだとしても、この仕事のために何か努力する気はさらさらない。だからもう、今回のフィードバックが私のOL人生の結論だよねって話。

もうこれ以上昇進することもないし、その努力をする気がそもそもない。

やっとやっと出た私のOL人生の結論。

いつもいつも大変な仕事が回ってきたり、名だけでお給料は変わらないリーダーを命じられたり、私よりランクが上の先輩のメール添削させられたり。だから時にはこっそり涙とか流して、それでもちゃんとやってきた。

お疲れ様と自分で自分を褒めたい気分。

もう頑張るのをやめようと思えて、ふっと肩の荷が下りたというか、見えない神様の手みたいなのが、頭をそっと撫でてくれたような気持ち。

さて、これからどうやって生きていこうかなと考えている今日この頃です。


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