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アーティストやフリーランス、自営業などの個人事業主を税金で救済することに反対している人へ。

こんにちは。
Salvador Coffeeのしばたです。

みなさんは、アーティストやフリーランスの人、自営業で飲食や観光などの事業をしている人についてどんな見識をお持ちでしょうか?

僕は個人事業主です。
カフェを経営しています。


僕の仕事の社会的地位や序列は果たして、一般正社員と優劣があるでしょうか?

明日の仕事が突然無くなることや、給料が突然消えてしまうことは、自営業なら仕方のないことでしょうか。「自己責任」という形になるのでしょうか?


もしそのチープな「自己責任論」が認められるのだとしたら、一般正社員の皆様が「コロナのせいで明日から仕事ないから解雇ね。」とか、「コロナのせいでしばらく給料払えないけど、いいよね?」と言われたとして、「サラリーマンという選択をしたのだから自己責任だ、仕方あるまい!」そう割り切れるのだということになりますね。サラリーマンを選んだ自分の自己責任なのですから。

コロナ関連のネットニュースや世論を目にする機会が多々あり、悲しい気持ちになります。職種や業種、勤務形態は皆違っても、僕たちの最終目標は「誰かを幸せにすること」や「この社会と文化をより豊かにしていくこと」だし、「その結果として資本が生まれ経済が成長していく」のだと思っています。

サラリーマンも、カフェの経営者も、居酒屋もバーも風俗産業も、坂本龍一も。すべて対等です。仕事の規模や形態や環境が異なるというだけで、何ら変わりはありません。

現代を生きる我々にとって「仕事=生業」であり、なにを生業にするかは「その人の一番得意な分野」であるべきで、「自分が一番社会の役に立てる格好で経済を回していける社会」が、三方良しの理想的な資本主義経済だと僕は認識しています。

僕は27歳ですが、アルバイトもフレックスも派遣も正社員も社長も全部経験してきました。それぞれの立場でいろんな見方や目線があるし、待遇も違うし、でも待遇が違うのは仕事の規模が違うからだし…。それぞれの立場で感じる不満や理不尽さもあります。

自分の基準や目線で他社を蔑むのは、やめにしませんか。

自分にしかできない生業があって、それを守っていきたい気持ちは、フリーでも雇われでも対等なのだから。


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