「Blackbird」〜原点に帰る
こんばんは。SALUÉです。
今年に入ってから、SALUÉには変化がたくさんありました。
まずは東京にアトリエをつくったこと。アトリエにお客様をご案内する「オープンデイ」を始めたこと。とても頼りになる味方のパタンナーさんや縫製工場さんと出会ったこと。
東京・奥沢のショップ「oku」の店主さんには、「暮らしとおしゃれの編集室」でSALUÉのことを取り上げていただきました。
そして、6月からかつてないほどの展示会ラッシュで、いまは折り返し地点にいます。8月はなんと3つも!
身体が持つだろうか…と言っていたデザイナー藤冨が心配ですが、ぎりぎり持ち堪えている模様です。
アイテムの数やお客様が増えていく中で、感じるものがありました。
それは、新しいものだけが求められているわけではないということ。
例えばSALUÉでは、前身ブランド「fig-1」で作った服を気に入って、欲しいと言ってくださる方が今でもいます。
5年前に作ったものが今も求められることを大切に捉えたいと思いました。
そんなふうに、周りの環境の変化が多かったからこそ、より「SALUÉの中で変わらないもの」がはっきりしてきたように思います。
SALUÉの秋冬は、「原点に帰る」という思いを込めて「Blackbird」というテーマを掲げます。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、「Blackbird」はThe Beatlesの楽曲の名前。SALUÉにとっても思い出深い曲のひとつです。
SALUÉにもいろんなカラーの服が増えてきましたが、やはり欠かせないのはベーシックな黒。
先日ご紹介した「Lithuanian linen easy pants/heavy linen〈black〉」は黒のみの展開で、同じリネン生地で作っている定番アイテムとの組み合わせを楽しめるように考えました。
黒に統一したコーディネートは、余計な情報が削ぎ落とされ、形の良さが引き立ちます。
目まぐるしい日々だからこそ原点に立ち返って、シンプルにSALUÉが伝わる黒に焦点を当てた今回のテーマ。
音楽と深く結びついている、SALUÉらしいタイトルになりました。
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