【採用レポート】データで振り返る、最近ソルトワークスに入社したクリエイターはこんな人
この記事では、直近1年間の採用活動の振り返りとともに、最近入社したスタッフのことやソルトワークスの最近の状況を読み解いていきます。
まずはじめに。ソルトワークス全体の組織構成は?
採用の振り返りをする前に、ソルトワークス全体のお話を。
ソルトワークスは従業員数56名(※2024年3月時点)。女性の比率が高く、年代は20代〜50代まで幅広く在籍しています。ソルト歴も若手・中堅・ベテラン勢とバランスが良い組織構成となっています。
ちなみに、7年以上の28.6%のうち、10年プレイヤーは7名!
8名のメンバーが新たにジョイン
この1年間、新たに8名のメンバーがソルトワークスに入社してくれました。
採用活動の大きな変化として、ここ数年苦戦してきたエンジニア・デザイナー採用に動きがありました。社内整備においても教育体制や、働き方・副業に関する制度設計の構築、選考フローの抜本的な見直しなどいろんなことが整った1年となりました。
また、エンジニアをふやす取り組みとして立ち上げた社会人向けプログラミングスクール『SPARK-CAMPUS』の開校に伴い、新しいポジションの採用も増えました。
採用活動の大きな変化としては、経験者採用にこだわるのか、人を育てることにシフトしていくべきなのか? いろんな議論がなされ、人事と経営陣で試行錯誤した結果「人を育てること」「即戦力人材を採用すること」二刀流の採用が確立していきました。
<この1年の採用活動のハイライト>
上記詳細は来月以降、noteにてリリース予定ですのでお楽しみに(面白い記事になりそう…!)
最近入社したスタッフについて紐解いてみる
最近=入社1年未満と定義して、ニューフェイスの8名についてみていきます。
全員中途入社で平均年齢は20代。
新しく入社したスタッフの大半が経験者採用ですが、ポテンシャル採用も数年ぶりに復活しました。若手層が多数入社し、会社にフレッシュさが増しました。
経験社数
ソルト入社前の経験社数は1社が約5割。入社したスタッフの大半が20代ということもあり、ソルトワークスが初めての転職先というスタッフも多くいました。同じくらいの割合でキャリア豊富なスタッフがいます。
バックグラウンド
元々、ソルトワークスには面白い経歴を持つスタッフがたくさんいますが、この1年もさまざまなバックグラウンドを持つスタッフが入社してくれました!
さまざまな業種
さまざまな職種・経験
さまざまな趣味
共通点
外向-内向、感性-論理など性格は違えど、こんな共通点があります。選考中ソルトにカルチャーフィットできそうか判断するポイントにもなっています。
【アンケート調査】入社1年未満のスタッフに聞いてみた
入社1年未満のフレッシュなスタッフにアンケートを実施しました。
入社前、入社後の印象を聞くため3つの質問をしました。
Q1. 選考中に志望度が上がった、この会社良いかもと思った瞬間は何でしたか?
・オープン&フラット
アンケートで一番多かったのがオープンでフラットな雰囲気。選考は相互理解を深める場だと心得ていますので基本的にNG質問はありません。変に取り繕うことなく、面接に参加する人事・GM・役員共々普段通りの姿と等身大のアピールを心がけています。
・選考スピード
ソルトワークスの選考期間は書類選考〜内定まで10日以内を目標にしています。
実は以前までの選考は平均21日かかっていました…。
面接と面接のインターバル、デザイナー・エンジニア職に関しては実技試験に取り組んでもらっていたことがリードタイムが長くなっていた大きな理由です。
そこで、昨年選考フローを見直し、見極める質は担保しつつ、双方にとって合理的なフロー設計にブラッシュアップしました。また、適性検査は性格適性の視点をより取り入れるため、SPIから自社社員と候補者の性格分析が可能なミキワメを新たに導入しました。
選考のリードタイムが平均21日→7日へ
具体的な変更点は3点です。
①ポートフォリオ提出形式の定型化
デザイナー、エンジニア選考に実施していた実技試験のリードタイムを短縮するため、これまで候補者の方に自由形式で提出して頂いていたポートフォリオを定型化し、これまでのご実績をもとにテクニカルスキルの見極めが完結できるフローにしました。
たとえば、WEBデザイナーの場合は以下のようにポートフォリオの構成を提示しています。
②実技試験の実施有無
実技試験の実施については、
・ポートフォリオの用意ができない
・ポテンシャル採用 など
特殊な事例の場合のみ実施するフローに変更しました。
③日程調整時間の短縮
面接と面接のインターバルを最小限にするため、現職中で時間の確保が難しい、遠方在住で何度も足を運んでもらわなければいけない、採用優先度が高いポジションの場合など、状況に応じて2つの面接を同日に実施するフローを設けています。
先日同業の人事担当者とお話をする機会があり「そのスピード感でジャッジするのって怖くないですか?」というお言葉をいただきましたが、ソルトワークスでは、経営陣が選考の早い段階から積極的に候補者に会い、採用にコミットしていることもあって運用開始から5ヵ月経ちますが実感として懸念はありません。
そもそも選考に時間が掛かることっていけないの?
ここでそもそも論。選考に時間が掛かること自体なにがネックになるのか?企業によって採用に関するスタンスはちがうと思うので、弊社にとってのネックポイントを改めて紐解いてみました。
もちろん待遇や業務内容など、比較されて辞退というケースもありますが、それ以外の部分は企業側の努力で払拭できるのではないかと思っています。
これまで定着していたやり方を変更するにあたっては人事だけでは実現できず、選考に関わっている経営陣の理解があったからこそ、スピード感と質を両立させたフロー設計を叶えることができました。
結果、スピード感としては平均選考期間が21日→7日へと、14日間短縮されました。
そして、新フローで運用を始めたタイミングと採用市場が盛り上がる時期がちょうど重なったこともあり、現在進行形で採用がぐんぐん進んでいます…!
・働く環境
オフィスは弊社デザイナーが設計に携わり、クリエイター目線で働きやすさを追求した空間になっています。働く環境を大切にしている候補者の方などご希望に合わせて選考中にオフィス案内もしています。
また、リモートワークについては一部の企業ではオフィス回帰の傾向も見られますが、弊社では今後も出社・リモートワークのハイブリット勤務を継続して行く予定です。
Q2.リファラル(社員紹介)経由で入社し、実際に働いてみて良かった点を教えてください
この質問を投げかけた理由には、直近1年間の採用経路の50%がリファラル経由であるためです。
社員紹介制度を再設計したほか、採用広報のインタビュー協力や面談アサインなど日常的に各セクションのスタッフが採用に協力的な姿勢であることが大きな理由です。採用に協力的な社内の雰囲気は、今まで人事として関わってきた企業の中でも群を抜いて良いと感じています。
日々、募集ポジションの特性や難易度に合わせて、ダイレクトリクルーティング(スカウト)を中心に多数の採用チャネルを運用していますが、リファラルもひとつのチャネルとして持てることは採用の強みになります。
ちなみにリファラル経由で入社したスタッフからは以下のような声があがっていました。
ギャップの解消や安心感など入社のオンボーディングにも寄与していることがわかります。
自社に合いそうな方をこれまで関係性や信頼をもって直接アプローチできる点でスタッフの友人・知人の方はカルチャーフィットする方の割合が高く、入社してからもお互いにミスマッチのない状況につながりやすいと感じています。
Q3.入社してみてソルトの発展途上だと思う点、もっとこうなったら会社は良くなると思う点を教えてください
一方で、まだまだ発展途上でもある弊社。入社して感じたソルトの「もっとこうなったら会社は良くなると思う点」についても聞きました。
ハイブリット勤務の中で横のつながりやリアルコミニュケーションを求める声があがっていました。これは働き方の柔軟性を求める声と両立していかなければならない課題です。
ハイブリット勤務を採用している弊社では、オンライン・オフラインの両立や働く場所の選択肢が広がったことで、メリットもあればデメリットも付きものです。
しかし、多様な人材が働く組織では絶対的な正解は存在しません。そのなかで大切なことは事業成長と働くスタッフのために、“今”の最善はなにか? を本質的に考えアップデートしていくこと。そして、それらの意思決定をスピーディーに行っていくことではないでしょうか。その時々の最善を考え、実行できる組織でありたいと思っています。
現在、働き方の柔軟性とコミュニケーションどちらも共存し両立できるよう経営陣含めイベントや制度を絶賛計画中です。また、最近はスタッフ発案のイベントを頻繁に開催する動きもあり、組織全体の活気につながっています。
こういった動きがより活性化される計画が近々発表になる予定です(この記事が公開されている時期にはすでに発表されているかも?)。
以上、直近1年間の採用レポートとともに最近のソルトワークスについて紹介しました。
本記事で、ソルトワークスの組織やカルチャーについて理解が深まっていたら幸いです!今後も様々な角度からソルトワークスをご紹介していきます。