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チームビルディングでワークショップをしない勇気〜屋久島で感じた共通価値観のつくり方〜

チームビルディングで、ワークショップをやらない勇気について。ちなみに、この話は、決してワークショップを否定するものではない。

屋久島での、株式会社ホンプロ取締役全員が集まる合宿。この会社での私の肩書きは、CCOで、CO-CREATIVEつまり共創という役割を頂いている。

今回、代表だった伴さんが会長になり、社長が渡邉謙人さんになり、新体制での推進をしていくためのチームの絆を深めたいという合宿であった。

時間のデザイン、どう過ごすか?プロコーチ資格を保有する自分は、ついつい職業病のようにプログラムを重視してしまう。

もちろん、それは手段に過ぎないことも理解しているが。

今回はそれぞれが今持っている、不安、課題、そして未来を言語化してチームで共有すべきだろうと考えていた。しかし、どうしたことか、なかなかデザインが降りてこない。果たして、ワークショップは必要なのだろうか?

伴さんやチームのみんなの顔を思い浮かべる度に、ワークショップに違和感が来る。

ワークショップの在り方とコーチ次第でワークショップはワークショップを超える経験をしてきたが、そういうことでもなさそうだ。

言葉にならないもの、目に見えないものを深く共有するには?

結局、この直感に身を委ねることに腹を決めた。ワークショップを提案することなく、当日を迎えた。

チェックインで、モスオーシャンハウスの代表の今村さんから、屋久島でなぜこの活動をしているのか?

屋久島の自然循環とはなんなのかの話を全員が聞いている姿を見て、その気持ちは確信に変わる。

ああ、ワークショップは要らない。私たちは根が繋がっている。

そこから3日間。兎に角私たちは屋久島の自然と繋がり、自然から創り出せる遊びや時間を、その瞬間から創り続けた。

まるで、みんな子供だった。相撲もしたし、400メートルリレーもしたし、崖に攀じ登り、火を炊いて、釣りをして。それらは、決まっていたことではなく、その場から生み出された。


はたから見たら、ただの遊びかもしれないが、これが大切なんだと。

形式や、表目的な言葉は何も要らない。身体をぶつけ合い、お互いを信じ合うことが、共創の根本にあり、基本となる。

本気で共に遊び、旅を共にすることが本気の仕事につながる。

合宿=ワークショップで考えるのではなく、まずは仲間を信じる在り方が大切。

屋久島の雄大な自然に感謝、ガイドしてくれた廣瀬さんに感謝。会場を提供してくれたSUMUと、いつも暖かい眼差しをくれる、今ちゃん、拓三さん、愛子さんに感謝。


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