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「音楽を止めてはならぬ」

note、始めてみました。

SingerのSaltieです。


今日までをざっくり振り返り、第一回。

三姉妹末っ子として生まれた私は
なんでもかんでも後乗りで
お稽古のピアノもそうだった。

先生がものすごく怖くて毎回お腹が痛かった。
はじめてのピアノ発表会は
弾けなかったのに何故か参加が決まり

「あめふりくまのこ」を先生の伴奏で歌った。

五歳児が懸命に歌えば、みな優しい拍手をくれた。

思えばその時の
可愛いおべべを着て
ニコニコ拍手を受ける体験があったから
今も歌っているんだろう。

でも、問題はピアノだ。

生まれて初めて出会ったおっかない人
渡部先生。

一番怒られたのは
間違えたときに少し前から弾き直すことだ。

「あなたが間違えても音楽は止まらない、続けなさい」

それは今の私を支える言葉のひとつとなった。

今思えば怖いというより、
音楽に誠実なピアニストだったんだろうな。
子供に真剣に注意出来るのってちゃんと伝わるし残る


翌年ピアノで参加した発表会は
練習不足とビビリにより何度も弾き直してる。


https://youtu.be/pEX3rOu2XOw
※レコードが残ってました。聴いてみてください。笑

真ん中のドが見つからないほど
頭が真っ白だったのを覚えてる。

終わったあとは先生の顔がまともに見れなかった。

それからどんどん
歌いたいという思いが強まったのでした。

続く

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