見出し画像

103万円の壁どころじゃ無い米国の話 その4

日米とも、中間層が一番搾取されまくり。

重度の障がい児がいるような家庭でさえ。
どうしたらこんな事になるのか?

日本の場合は、あからさまに女性を犠牲にしますよね。
あのさ。こういうの。私はわざとだと思ってます。

見てこれ。

アメリカの場合は103万円どころじゃないのよ。
まあ、現実はSSIは障害者のみだし、ハウジング支援は何年も待つケースがほとんどなので、このグラフはちょっと大げさではあるけれど、極端な例では年収3万ドルと年収8万ドルの実質の「手取り」が同じ水準になってしまうという酷いシステムなんですよ。

一気に五万ドル(1ドル100円計算でも500万円)上げられる人がどんだけいるのよ?

アメリカだって8万ドル稼ぐ人はそれなりの仕事の人ですよ。時間取られて、責任負って、消費も嫌でも高くなって…共働きだとしたら、例のTwo-Income Trapに四苦八苦しているわけです。

ね。日本のメディアはいかにも米国人がみんな日本人の2倍の給料もらって、2倍の消費しているような印象にしているけれど、現実はこういうことです。そもそもね。

格差社会の収入の分布ってこんなですからね。日本も今これ。

すべり台

この2つのグラフで見えてきましたでしょう。

「普通のアメリカ人、どうやって生活してるんだろう?」ってのの答え。

1.ここに至る前に資産を築いて細々やっている(高齢者)
2.仕事バカになって一生働く(ほとんどの中間層)
3.開き直って最強(だが生活の質は低い)
4.ぶっちぎりの金持ち(だが意外と脆い)

日本も同じとこに来たってこと。

米国は今、8人に1人がSNAP(フードスタンプ)受給者と言われていますからね。地方によって偏りが激しいので貧しいエリアは率がとても高くなります。

ね。こんなのわざと特定の人たちが貧困から出られないようにしているとしか思えないでしょ?(私は陰謀論者ではありません。笑)

サムネイルのおばあちゃんに、頑張ってスマホで買い物しろという社会はアホでしょ?でも実は私の方が、色々と厳しい状況だったりするのもアホでしょ?

こんな状況にしておきながら、社会はどんどんトラップに入れようと押してくる。

もうなんなのよ。

さてどうしたらいいのか?
次に私の作戦で締めくくります。

続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?