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ハンデありが社会を変える

この記事で書きましたが、私は重度自閉症児(14)と定型発達児(12)の母です。

日本だけで無く、ほとんどの先進国で少子化の現象が見られていますよね。

世間的には、

1.女性がようやくまともに仕事できるようになってきたが、相変わらずサポート不足。男女とも高学歴化して婚期も遅くなっている。

2.どうしてかというと、まだまだ世の中は家父長制。ガラスの天井は明らかでアメリカの都市部でさえ賃金格差は顕著。有色人種だとさらに顕著。

3.さらには核家族化と学費や生活費などの固定費、税金が昔と比べると偉い高くて普通の仕事と普通の賃金でもやっていけない。

って話になっているわけですよね。そんでその発想で政策立てるから何やってもうまく行かない。

でも私の分析ではこう。

ぶっちゃけ、エリート志向と優生思想が原因。

重度自閉症児の親だから言えるんです。人生ひっくり返ってますから。

まあ日本はかなりひどいですよ。昔から。会話していてすぐわかりますからね。メディアもそういう傾向です。ロクに調べもしないで垂れ流す。

自分の親、団塊世代は特に酷いです。なにかと「家柄」「遺伝」「性差」。たぶんその親(戦前戦中)の思想を真に受けて育ったんだろうと思いますし、団塊ジュニアもかなりこの思想が残っています。自分も洗脳されてきた(けど効かなかった)系だから良く知っています。東アジア(もちろん日本含む)の場合はこれに儒教的な思想が入って「お受験」に走るからさらに厄介です。

アメリカは一応、その辺は乗り越えているんですが、最近気持ち悪い「エリート志向」になっている感はあります。「多様性」とか言いながら、自分に都合が悪い例外を排除した「多様性」を持ち上げる傾向というか、現実を見ようとせず、表面的なサクセスケースばかり持ち上げてキレイごとにしすぎているというか。この辺はまた別で書きますが。

ここなんじゃないですか?問題は。

要するに、私たちが生きていく上での価値観が変な方向に行っている。

ちょっと怖いです。

私が住んでいるのはボストンですが、

やたらとペディグリー犬連れた若い人たちばっかり。子供がわり。そんな人をターゲットにしたカフェやら犬のデイケアやらばっかりできてる。この人たちがライフサイエンティストだったりするわけですよ。

怖くね?笑

言わせて欲しい。

人生、ハンデありじゃないと面白くないですよ。

イージーモードなんて飽きるじゃんよ。

だからと言って、クソゲーも嫌ですが。

でもまあ今の日本はクソゲー。笑

でも嘆いても仕方ありません。

それをひっくり返すしかないです。

日本の感覚だと、私のような重度障碍児がいる親は「詰んでる」扱いです。

笑わせるな!w

これこそが進化なんだよ。

実際に育てていればわかる。これは進化だと。

ここからイノベーションが生まれるんだよ!お前らのようなボンクラを守るシステムが生まれるんだよ!ありがたく思え!

そのために、こういった家族は日々戦っている。それを見て平気で笑うのが日本社会。サポートもへぼい。言ってやるわ。事実だから。

これが本当の多様性なんでございますよ。

なので、そういうのを受け入れられない人たちが子供を作らないのは、大変結構な事だと思っています。そういう思想は滅びて欲しいので。

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