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今昔・潰瘍性大腸炎の認識

潰瘍性大腸炎患者は、国の難病に指定されていて、その登録患者は現在170万人くらいになるそうです。患者数は増え続け、元首相の阿部さんが患っているということで認知度も高くなったと思います。また有名人も公表していますね。

1995年頃の潰瘍性大腸炎の認識は酷かった

私が潰瘍性大腸炎を発症した1995年頃の登録者数は4万人程度でした。まだまだ認知度が低く、町の小さな病院の医者は、私の症状を伝えても潰瘍性大腸炎だとはわかりませんでした。

それどころか「寝ても治らないなら赤痢だ」と言い、隔離されそうになりました。もちろん寝ても治らないし、赤痢になるような生活習慣でもなかったので、専門医がいる胃腸科に行き、内視鏡をしてやっと「これはひどい炎症が進んでいる」ということで、やっと大学病院に行くことができました。当時は大学病院の医者くらいしか、潰瘍性大腸炎を分かってなかったのかもしれません。

その大学病院の先生は、潰瘍性大腸炎は難病にも関わらず、知識のない医者が治療し、手の施しようがないくらいズタボロになってからくる患者さんが多いと言っていました。すぐに大学病院を紹介したという意味では、その胃腸科の先生は名医だと言っていました。当時はまだ知名度の低い難病だったので、医者でも治療法をわかっていない人が多かったのが事実です。

当時はインターネットがなかったから医者が言うことしか情報がなかったので、こんなことが起こってしまったのですが、今は患者が知識をつけて医者と相談できるところまではいけますよね。

現在の治療法

1995年当時と比べて変わったことはこちら↓

内視鏡が格段に苦痛ではなりました。(現在は半分寝ている間に終わってる。)

潰瘍性大腸炎の原因が少し明確になっていた。

1995年で、潰瘍性大腸炎の原因は「不明」と言われていました。あえていうなら「ストレス」だと。私は医者からはそう言われていました。

しかし現在、インターナットで調べると、潰瘍性大腸炎の原因は以下のことが挙げられていました。

「ストレス、免疫反応の異常、食生活の乱れ」

免疫反応異常というのは、自分の体内にある成分や細胞を異物だと誤認してしまい、自分自身の細胞や組織を攻撃してしまうことだそうです。1995年ことは、食生活に関しては想像がつく範囲として、免疫反応の異常が原因に含まれていることに、2019年に再発した時に驚きました。まじで?!って感じです。

免疫反応異常はなぜ起こるのかというところは不明だそうです。免疫反応異常が引き起こす病気が色々あるそうですが・・私は潰瘍性大腸炎以外に、アレルギーもないし、風もあまりひかないし、とても健康なんです。私の場合、潰瘍性大腸炎の原因に免疫反応異常が関わっているのかな・・?とそもそもこの原因にも疑問がありました。ということで免疫反応異常の薬も、もちろん飲んでいません。飲んでいませんが、全く問題ありません。

医者は統計に基づいたマニュアルに沿っての治療しかしない

要するに、潰瘍性大腸炎の原因はいくつか挙げられていても、その要因の全てが自分に当てはまるわけではないということです。自分の体は自分が一番分かっていますよね。必要のない薬は飲む必要はない!というのが私の考えです。

ストレスも自分でコントロールするしかないし、食生活の乱れも自分で調整できますよね。

はい、というわけで潰瘍性大腸炎は薬を飲まなくても治るということです。

腸の主な仕事

腸は、

・腸内細菌がバランスを整えると幸せホルモンのセロトニンが分泌

・副交感神経が優位の時に良く働く

・腸内環境を整える

よって食生活を変えると、ストレスが解消される、腸内環境が整う!

免疫異常に関しては明らかになっていませんが、

大腸は「免疫の要」になります。私の実体験からいうと、結局は腸内環境を整えることが潰瘍性大腸炎の改善につながると考えています。

治療法は自分で決められます!
潰瘍性大腸炎は薬を飲まなくても、いや飲まないで食事療法をした方が、良い生活を送れます!!

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