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しおせん君あれだよね、鈴木福とアキラ100%を足して2で割った顔だよね

※ややこしい題名ですがこれはMr.Childrenについて語るnoteです。


よくあるよね、誰々と誰々を足して2で割った誰々、って言い回し。題名のやつは、実際に高校時代に僕がクラスの女子に言われたものです。正確には、とある女子に鈴木福に似てると言われ、また別の女子にアキラに似てると言われただけです。何時だかの水曜日のダウンタウンで「似ていると言われた有名人の一番上と一番下を合わせたらその人になる説」をやってて、それを僕に当てはめたらこうなるのかな、と。それがぼくの場合は一番上が鈴木福くんで一番下がアキラでした。親には北村匠海に似てると言われるんですが確実に違うので除外しました。自慢じゃないです。だって北村匠海さん知らんもん。多分イケメンなんだろうけど。絶対ちがう。


はい。やっと前フリ終わりました。お疲れ様でした。つまるところ僕が何を言いたいのかというと、「Mr.Childrenは、BUMP OF CHICKENといきものがかりを足して2で割らないアーティストだよね。」なんです。いきなり何いってんだって話ですが。ちゃんと順を追って説明しますから。


ここでミスチルの考察をする前に、まず「国民的アーティスト」とは何か。これについて少し考えてみようと思います。

国民的アーティストといえば、誰が思い浮かぶでしょうか。ふむふむ。サザン、B'z、ユーミン、ヒッキー、嵐、AKB、乃木坂、玉置浩二、Perfume、西野カナ、椎名林檎、福山雅治、米津玄師、美空ひばり、坂本九、、、

たくさん出てきましたね。まだまだたくさんいると思いますが、皆さん国民的アーティストといって全く遜色ないです。ではでは、「国民的アーティストになる条件」と聞かれたらどう答えるでしょうか。僕もちゃんとした答えは分かりません。ただ漠然と、すげえ有名な人。すげえCD売れてる人。すげえ長い期間音楽してる人。こんな感じでしょうか。上で挙げたアーティストは、どれも個性豊かで音楽性も音楽歴もさまざま。一口に同じアーティストといってもタイプが全く違います。なのにみんな同じ国民的アーティスト。なんか変じゃないですか??違和感ありません??ってえ?僕だけ??

と、全ての有名アーティストが「国民的」とひと括りにされるのは個人的に気持ち悪いので、更に二種類のタイプ(AタイプとBタイプ)に分けてみようと思います。このタイプとは、完全に二つの部分集合にカテゴライズするというよりは、右に行けば行くほどAタイプで、左に行けば行くほどBタイプで、みたいな、ああいうヤツです。平面座標とかでよく表されるああいう図です。これで分かるかなぁ。説明がほんとヘタクソね。


ここからの話ですが、以前私が執筆したこちらのnoteとちょっぴり似た話になります。こちらも含めて見ていただけると更に分かりやすくはなりません。逆にややこしくなるだけだと思います。ではなぜリンクを貼ったか?宣伝に決まってるよな。というわけで


まずAタイプについてですが、これは「人気重視」の人たちです。いわゆるいきものがかりです。あらゆる人たちに平等に届くような普遍的なポップス。親しみやすいキャラクター。どんどんと世に送り出されるタイアップ。いきものがかりとは、その彼女らの積み重なった音楽活動のなかで、どちらかといえば「人気」の面を評価されたアーティスト、というわけです。これがAタイプです。好きなアーティストランキングとかのやつで上位に来がちな人達です。このタイプの他を挙げるとしたらGReeeeNとかですね。そしてAタイプの一番端っこにいる存在、要するに一番「人気」の評価をされてるアーティストといえば、アイドルですね。特にAKB48とか乃木坂46とかあの類いの人達。もはや曲を売ってるわけじゃない。人気そのものを売ってるからね。握手権売ってるからね。言い過ぎましたね。すいません。



続いてBタイプの方たち。これは「実力重視」のタイプになります。「音楽性重視」かもしれません。代表例はBUMP OF CHICKEN。BUMPだからBタイプってわけではない。偶然。彼らと言えば、テレビには出ない。カップリング集は出さない。ベストアルバムは出さない。ライブ映像は出さない。死ぬ気でライブ来い。俺らも死ぬ気だから。こんなアーティストでした。「でした」。今ではそれらのほとんどが覆っちゃった。まあ歳を重ねるごとに丸くなるのは仕方ないよね。最近だと椎名林檎もベスト出さないって言ってたのに出した。でも、今現在のBUMP OF CHICKENの確固たる人気と地位が作り上げられたのは、国民的アーティストの粋まで達してドーム公演までこなすレベルまでになる地盤が作られたのは、まさしく今挙げた、頑なに自分達の意思を貫いていた時代。音楽性だけを信じてアーティスト活動を行っていた時代。BUMP OF CHICKENはまさしく、自らの音楽性を信じ実力のみで勝負に出る、Bタイプのど真ん中のアーティストだ。

ちなみに、Bタイプの一番端っこのアーティストって誰なんだろう。RADWIMPSなんかもそれだよね。あとはBABYMETALとかそれっぽい気がする。Bタイプに関しては、ものさしというか基準が曖昧なのでよくわかんない。とりあえずバンプはBタイプとだけここでは言っておきましょう。



さて、皆様大変お待たせいたしました。今回の主役の登場です。ここでやっとMr.Childrenのおはなしです。

そうなんです。音楽界におけるMr.Childrenとは、AタイプでもありBタイプでもあるのです。しかも、ただAタイプとBタイプの中間にいるというわけではありません。どちらのタイプともの良さを全て兼ね備えているのです。普遍的で、分かりやすくて、CMやドラマとタイアップしてもすぐ馴染む。それでいてロックバンドとして意思や音楽性が統一されており、日々進化し続ける。いきものがかりのようにありふれた存在でありながら、BUMP OF CHICKENのように唯一無二。BUMP OF CHICKENのように鋭く尖りながら、いきものがかりのように親しみやすい。まさしく、「ミスチル君あれだよね、BUMP OF CHICKENといきものがかりを足して2で割らずに、むしろ2かけたようなアーティストだよね」なのだ。それも、音楽の激戦区だったの90年代から、激動の時代00年代、そして移り変わりが激しい10年代でも変わらずずっと第一線。やばすぎるよね。

元々Mr.Childrenは大好きだ。絶対的に大好きだ。でも気分を変えて、こうやって相対的にMr.Childrenを見てみると、今まで抱いていた以上の偉大さと凄さを感じる。

と、いうわけで、Mr.Childrenの説明より、Mr.Childrenの説明を分かりやすくするための説明の方が長いという異例のnote、いかがだったでしょうか。僕も、将来は藤原基央と吉岡聖恵を足して2で割らないような人間になりたいです。もしくは来世は藤原基央と吉岡聖恵を足して2でかけたような顔で産まれたいです。たぶんだけど気持ち悪い。そもそもこんなこと言っちゃうのが気持ち悪い。クラスの女子から嫌われそう。え?すでにきよせんくん嫌われてたって??それは内緒のお話。思い出しちゃうから。。。




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