マガジンのカバー画像

創世記を読む。

12
運営しているクリエイター

#キリスト教

Genesis1「地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた」

Genesis1「地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた」

創世記1章を読み、最も印象に残ったのは、「闇の存在」である。
神が最初に存在させたものは「光」であった。
光と闇をつくったのではない。
地は茫漠として何もなく、ただ闇が、闇だけが大水の面にあった。
そこには無が、有った。

そして神は、「光、あれ」と仰せられたのである。

私は常々、神の天地創造に少しばかりの違和感を持っていた。
それは「なぜ天地創造したのだろうか」という率直な疑問であった。

もっとみる