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そるとが人生を考えてみた

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感受性が豊かで心身に不調を抱えてきたわたしが、人として生きることを考えてみた。
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#マインドフルネス

"しあわせ"を目指さないことにした

"しあわせ" という言葉を見ると、ふわふわで捉えどころがない感覚がする。 でも、「"しあわせ"を目指そう」と誰かから教えられて、そう生きてきた。 雲に包まれるようにふわふわで、嫌なことがなにもない世界。 そんなの、ありえないのに。 「あなたの"しあわせ"ってなに?」 ときかれると、わたしは困ってしまう。 人生のほとんどの時間を、"しあわせ"に向けて使ってきたはずなのに、困ってしまうのだ。 ぼんやり生きてきたせいかもしれない。 でも、"しあわせ"のために犠牲に

人生の高跳びをとんだり、あえてとばなかったり

わたしに、ぎりぎりの高さでバーを置いてくるのは、だれなんだろう? いつもいつも絶妙な高さだ。 人生の大半、何十年も、とびこせなかったバーがあるのだけれど、 最近、それをとびこすことができるようになった。気がする。 * 他の人が、人生を楽しんでいるとき。 わたしは、ただひたすら、バーのことを考えていた。 わたしの世界はわたしだけのもので、他の人と比較できないから、何も言えないけれど、 わたしは、あまり人生を楽しむことをせず、ひたすらバーのことばかり考えていた。よ

人生にはルートもゴールもない、ようだ。

ルートはひとつ決められていると思っていたけれど、それはわたしの思い込みだった。 みんなが通ろうとしている、昔に作られたルートはあるけれど、新しい道を見つけることもできる。 ゴールはいくつか決められていると思っていたけれど、それはわたしの思い込みだった。 生きている以上、道にいるのだ。どこにだって行けるし、寝転がって休んでも良い。 進みながら外の世界を見回す。 これが生きるということ。かな。 世間が作った「ゴール」は幻想。 道はいくらでも作り出せて、つまらない「ゴ