【3つの幸福の柱・心の豊かさ✨】～命の重みと母の強さ～

ふと思い出した　命の重さと母の強さ

私は母方の従弟と同じ区に住んでいる

結構交流があって　幼い頃は行き来した

向こうは男2人＆年上だったので
お兄ちゃんのように　甘えまくったｗ

私が結婚をキッカケに　今の区に移り住んだ時
従弟の2人とも　すでに結婚しお子さんが居た

私が長男を妊娠して6か月ぐらいの時

従弟のお兄ちゃんの方のお子さんが
突然　亡くなった

8歳だった

小学校で熱性ケイレンを起こして
そのまま…だったそうだ

お子さんに面識は
1度だけ　あったかと思う

母から連絡があり
私はお葬式に向かうつもりだったけれども
「妊婦は来なくて良い」
と止められた
その数か月後　長男が生まれた

長男には【だいち】と命名した

長男は自宅出産で
母が手伝いに来てくれていて

【だいち】と名付けたと話すと
顔色が変わった

私たちが選んだ漢字は　偶然にも
数か月前　8歳で亡くなった
従弟のお子さんと　一緒だった

同じ漢字でも　あちらは【たいち】
たいちくん　は知っていたけど
漢字までは　知らなかった

自己中の母が騒ぎ出し
その　亡くなった子と同じ漢字は偶然だという事を
従弟に説明に行く羽目になった

私は正直　揺れていた

お子さんを亡くされたばかりの夫婦に
生まれたばかりの赤子を見せるのは
辛くないだろうかと…

従弟の奥さんは　当然だけれども
痛々しいほどに　やつれていた

亡くなったお子さん【たいちくん】に
お線香をあげて

漢字が一緒なのは全く偶然なことを
つらつらと　話をした

従弟は　赤ん坊を見て
可愛いという感じではあったが
子どもを次に…は今は考えられないと
私と2人の時に　言っていた

なので　赤ん坊=長男を
抱っこして貰おうとは
しないように　していた

ふと　奥様が
「あかちゃん　抱っこさせて貰って良い？」

一瞬　ためらったけれども
私はそっと　長男を渡した

長男を抱っこした途端　奥様の目から
涙が溢れた

「赤ちゃんって…可愛いね…」
私も涙が　止まらなかった

今書いていても　涙が出てくる

逝く命　来る命　両方命

その翌年　従弟に男の子が生まれたと聞いた

ああ　新しい命を受け入れる事を
選ばれたのだなあと思った

どれだけ心を　痛められたろう
母は本当に　強いなと思った

孫を溺愛していたおじさん→従弟のお父さんからは
「その名前は８歳で亡くなるぞｗ」
と言われた
☝
普段から口が悪くて　でも温かくて
溺愛していた孫が亡くなって
誰よりも哀しんでいた
☝
こういう物言いが人を傷つけない人柄のおじさんなの

長男も　翌年生まれたお子さんも
すくすくと　８歳過ぎても
育っている

何故か今朝　思い出した

８歳まで何故か　ドキドキしてたなあと

逝く命　来る命　両方命

命はやはり　尊い

子ども達は今日も元気に　学校に行った

私も元気　夫も元気

これ以上に幸せな事は　無い

今朝の太陽が　思い出させてくれた

そんな経験も含めて　心の豊かさなのだ

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