メンズヘアカタログの一考察~ポーズなし写真について
将来美容室を開きたい私は日々メンズカタログについて勉強しています。ホットペッパービューティーやSNSで人気のある写真はどのような特徴があるのだろう?と思い、何回かに分けて考察してみようともいます。第1回目から5回目くらいはポージングについて考察します。
メンズカタログ撮影分類
集客につながる写真を撮るにはどうしたらよいのだろうと思い、かれこれ1万枚くらい調べてみました。結果、人気のある作品にはいくつかの特徴が見えてきました。まずはモデルがどのようなポーズをとっているのかについて調べた結果を書いてゆきます。
まずは各写真をカテゴリーに分類します。
ポーズなし
・目線ありorなし
・正面or横向き
ポーズあり
・目線ありorなし
・正面or横向き
・ポーズの種類
こんな感じに分かれるかなと思います。今回はポーズなしについて書いてゆきます。
実はポーズなしのほうが多い
意外かもしれませんが、ヘアカタログランキングの上位200位に入る髪型は、どのほとんどがポーズなしのものです。だいたい6~7割くらいがポーズなしの写真なのです(2020年1月現在)。ですので、まずはポーズなしを撮影すべきでしょう。
モデル初心者は目線なしがおすすめ
熟練モデルさんは角度とかポーズとかを極めるんですが、初心者のモデルさんは顔で勝負するより、あくまで髪形主役の写真を撮ったほうがアクセス数が多くなる傾向です。
最近は横顔が多くなっている
昔はそんなに多くなかったと思うのですが、最近は横顔が多くなってきたのではないでしょうか。正面でポーズを決めてかっこよくというよりはナチュラルさのウケが良いようです。横顔のEラインが整っている人であれば大変良いアングルになると思います。
日本男性の横顔の場合、完全な横顔ではなく、やや斜め前を向いたほうが顔のラインや輪郭がきれいになります。
モデル初心者の場合も横顔は有効で、表情があまり影響しないので、いい写真になりやすいと思います。
正面OKなモデルは少ない
顔が左右対称のモデル(良い例)
人間の顔が非対称であることはご存じであると思いますが、写真はかなり顔の左右差は強調されてしまいます。左右非対称なのはモデルも同じで、左右整ったモデルのほうが少ないのです。
一見したところ、真正面から撮ったように見える写真でも、少し角度をつけている場合が多いです。
正面が使えるモデルさんはそんなに多くないので、撮影が始まったときに真正面から撮れる人なのかを判断するのがいいかもしれません。
髪のシルエットと輪郭のバランス
私も偉そうにするくらいうまくはないんですけどね。まあ、髪のシルエットと輪郭のバランスを考えるとうまくいくことが多いなと思うのです。
このモデルの場合、髪形がふんわりしたマッシュ系なので、全体的に逆三角形になるように、輪郭が角ばらないような角度にしました。
3方向から撮って1方向に絞る
全方向たくさんとれば、それなりによい写真が出てくるのかもしれませんが、時間は膨大にかかりま開始時は角度を決めてしまって、集中的に撮影してしまうことが良いと思います。
例えば上の写真の様に、三方向のパターンがあるわけですが、髪形のシルエットと顔の輪郭のバランスが一番良い方向を選んでたくさんとるといい写真が比較的短期間に撮影することができると思います。余った時間で他の角度やポーズに挑戦するのが効率が良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また記事をアップしてゆこうと思います。皆さんの何かの参考になりますように!
ポーズアリは熟練モデルに多い
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