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仲は良いのにセックスレス

近年、熟年夫婦のセックスレスが深刻な問題となっています。
当サロンへのご相談ジャンルのトップでもあります。

妻がセックスに求めるものとは

『睡眠欲』『食欲』『性欲』
人間の三大欲のひとつである性欲。


生物にとって根源的な欲求であり、生存本能からの欲求でもあります。
人間の生存を司る欲ですから、そのひとつが欠けてしまうと考えると、セックスレス問題の深刻さがよくご理解頂けるのではないでしょうか。


「結婚した時からずっと夫のことが好きだった。しかし今、夫を見限ろうと考えています。」


「夫の傍から離れたくないくらい寂しがり屋。セックスレスなだけで、仲がいいのは結婚以来変わらなかったから、きっとそのうちに変わるかなと思っていたのですが・・・」


こんな悲痛な声を上げる妻が非常に多いのが現実です。
特に多いご相談事例は、子育てがひと段落し熟年を迎えるご夫婦の妻からの訴えです。


夫婦の子育てが落ち着き、妻が再び『女』を自覚するようになると、一番近い男性である夫にも『男』を求めたいと、自然と強く感じるようになるものなのでしょう。


『夫とセックスをしたい』という欲求が次第に『夫は何故私を求めてくれないのか』『女として終わってしまったのか』という、実に空しく悲しい自問の繰り返しに変わっていきます。


夫が妻の求めに戸惑う理由


「なぜセックスをしてくれないの?」
思い切って夫に悩みをを打ち明けてみても、夫は明らかな戸惑いを見せ沈黙したまま。


後で知ることになるのですが、夫もまた糖尿病起因のED(勃起機能不全)を抱え、人知れず深い悩みを抱えていたのです。


『勃起出来ない』という悩みを妻に打ち明けられず、とにかくセックスから遠ざかるより、男性としてのプライドを守る方法はなかったのでしょう。


バイアグラなどのED治療薬も頭にはあったのですが、まずこの悩みで泌尿器科へ相談する勇気も持てませんでした。


また、ある男性は、以前から妻とのセックスに不満を持っていました。
夫が求めていた理想のセックスとは、妻のセックスへの積極的な参加でした。


夫に、妻にはこうして欲しい、という希望があっても、淡白な妻にそれを求めること自体が憚られるような雰囲気があり、我慢を重ねた末にいつしかセックスが労苦になってしまったと訴えます。


時が経つにつれ、夫は妻にセックスを求めなくなり、気持ちの穴を埋めるべく、出会い系で探してきた女性と不倫関係を持つようになったのです。


お互いの希望を共有することの大切さ

端的に言ってしまうと、この事例は『夫婦のコミュニケーション不全』の結果。
そして、『セックスは挿入→射精』が全てという、最大の思い違いと知識不足が主原因です。


また、途中から問題が噴出したわけではなく、意外と多いのが結婚前からセックス感について齟齬があったのだが、それを解決する糸口を持てずに、結婚したら、子供が出来たら、結婚生活に慣れたら、と確証のない安心感で先に進んでしまった事例が多いのです。


実はセックスとは、普段の生活の中でのスキンシップから始まっていると言えるのです。


例えば
『手をつなぐ』『ボディータッチ』『ハグ』『挨拶のキス』『マッサージ』『一緒にお風呂へ入る』『同じベッドで横になる』『裸で一緒に寝る』
こんなスキンシップだけでもセックスに至る充分な『前戯』ではないでしょうか。


こんな簡単なことからでも、脳へ刺激は十分に得られるものですし、男女共に性ホルモンが分泌されるのです。


もちろん、これだけでお互いの性欲求そのものが満たされるものではありません。
それゆえに重要になることは、お互いの希望を伝え合い、お互いの理想となるセックスについて議論し、共に切磋琢磨していくことなのです。


セックスは男女のコミュニケーションとして最も深く、また五感に働きかける尊いものと考えます。
お互いに満足が得られる方向に向かわなければ、問題はセックスだけに留まらず、男女(夫婦)のあり方全てに及ぶのではないでしょうか。


受け身になりがちな女性の悲劇


また最近の事例として
「元々セックスが好きじゃない。嫌々応じてきたけれど、もう金輪際したくない、もう解放してほしい。」
夫のセックスの求めに対し、長年ひたすら我慢して応じてきたという妻からのお悩みがありました。


『妻はいつでもどんな時でも、夫のセックスに応じるべき』
という持論を掲げて、何故セックスを拒否するのか!と妻へ怒りをぶつける夫。


セックスを拒否されて不満を抱えた夫は、セックスの役割を担ってくれる別の相手を求めて外へ向かってしまったそうです。
そこから夫婦仲も急速に冷え、妻に対して暴言や無視をするようになり、離婚の影がちらつき始めます。
妻はセックスを拒否をした自分を責めるも、嫌なことを嫌と主張することがそんなに悪いことなのかと悩んでおられました。


ここでの悲劇もまた『セックスは挿入→射精』が全てである、という夫の思い込みが起因していると感じるのです。
主目的が男性の射精となり、女性の快感や心の満足はその副産物くらいでしか捉えられていないことが、このトラブルの原因でしょう。


従って前戯もそこそこに、女性の快感の高まりも意識せずにとにかく挿入をしてしまいます。
その結果、女性が痛みや不満を感じてしまい、セックスの良さも感じないまま男性が一方的にフィニッシュをする。
これはひとえに双方のセックスにおける知識や、お互いの共感不足により引き起こされた不幸といえるでしょう。


ひとり置いてけぼりを食らってしまった形の女性は、セックスに意義や目的も感じられなくなり、故にセックスに対して積極的な気持ちが持てなくなってしまいます。
そんな悲しい図式が浮かび上がってくるのでした。


カウンセリングで初めて気が付いた問題点


『不仲になるのはセックスレスが原因だ』
結果論を持って当サロンを訪れ、カウンセラーの話を聞いて問題点はセックスをしないことではないと、初めて気が付くご夫婦が殆どです。


セックスをしないことが問題なのではなく、それ以前の夫婦の在り方、若しくは結婚当初からズレていたのであろうお互いの意識。
そこをお互いに認識し、丁寧に話し合いを重ねていくことが、夫婦関係改善へ向けた第一歩であり、これに代わる解決方法はないと言っても過言ではないでしょう。


一般的に性の話はクローズドであることが多く、また、近しい人間であればあるほど、深い話や耳障りが良くない話であれば、自分を守るためについ感情的に相手を攻撃してしまうことが多いようです。


このような時にこそ、客観的且つ公平な立場で冷静な判断が可能な第三者、ここで言えばカウンセラーを交え、それぞれに伝え合うことが出来なかった気持ちをカウンセラー経由で共有し合い、そこから妥協点や共感点を探っていき、お互いにとって最良な解決案を見出していく。


そんな歩み寄りが、セックスレス解消に向けた夫婦の大きなターニングポイントであると考えます。

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・横浜市中区山下町
『男女諸問題心理カウンセリングサロン』
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 代表サロンカウンセラー 祥子
 
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