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理想のクローゼットはイメコン受診だけで作れるのか

こんにちは。イメージコンサルタントの舞子です。
(最近、このイメージコンサルタントという肩書きに違和感があり、何か自分らしい肩書きはないだろうか?と考え中です。)

コロナ禍にやることがなさすぎてクローゼットとひたすら向き合う時間を持ちました。そして、理想のクローゼットを作るために「イメコン」は必要だけど、それだけでは不十分であったと身をもって感じたのでそのことについて今日は書いていきます🎶


服はあるはずなのに、着る服が無い問題

お客様や友人からも良く聞く言葉です。
そして、数年前まで私も同じように感じていました。

クローゼットはお洋服がパンパンに詰め込まれていて、これは間違いなく服はある状態です。なのに何故か、毎シーズン着る服がない!(着たい服がない、だったのかも)と思ってルミネに駆け込んでいました。
そうすると、新しく買ったお洋服で心は満たされます。新品のお洋服に袖を通した瞬間のあの心のときめきと言ったら・・・お分かりいただけますよね?
そして、1年後また「着る服がない!着たい服がない!」と言っているのです。笑
結果的に、私のクローゼットの中には過去のときめきの残骸たちが積み重なっていきました。

診断にいらっしゃるお客様はよくこのように話されます。

「パーソナルカラーや顔タイプが分かれば、どの服を手にとってもいい感じになるクローゼットが作れると思っています」
「買い物に失敗をすることが、なくなるんですよね?」

失敗、すなわち「今クローゼットを埋め尽くすかつてのときめきの残骸たち」をこれ以上積み重ねなくてもいいんですよね?と。
クローゼットを開けばそこには似合う服だけがあって、どれを手にとっても似合う服だから苦労なく「いい感じになれる」んですよね?と。

この問題について、個人的に結構悩んでいました。
果たして、診断とはそのニーズに100%答えられるものなのか?


診断はゴールではなく「ツール」でしかない

私個人の考えとしては、パーソナルカラー診断や顔タイプ診断®︎は「自分の現在地」を知るためのツールでしかないと思っています。

残念ながら、受けた次の日から劇的に何かが変わる魔法ではない。クローゼットを開けばときめきの残骸が詰め込まれたままだし、すぐに買い物の失敗が100%なくなると言うことはない。
診断によって与えられた情報をもとにお買い物をしたりクローゼットを組み替えていくのは最終的には自分自身なのです。これが現実です。(クローゼット作り以外の視点であればイメコンの素晴らしさはもちろんもっと沢山あります)

ですが、朗報です。
見える世界は少し変わります。

カラーを意識するようになったり、テイストやカッティングは大人?子供?曲線?直線?という、今まではなかった視点を手に入れているからです。
そして「(客観的に)自分は何が似合うのか」という知識も得ることができます。

何も知らず買い物をしていた頃に比べたら、確実にレベルアップしていますよね。
失敗も診断を受ける前に比べれば減るでしょう。
そして、今後はプロ(アナリスト)に相談するという選択肢を得ます。(ひとりで向き合うよりも、効率的だし心強い!)


必要なのは「自己理解」と「応用力」

診断を受けるだけでは「服はあるのに、着る服がない問題」は解決できない。
「自己理解」と「応用力」。理想のクローゼットを作るためには、少なくともこの2つが必要なのではないか?と、今は感じています。

💡「似合う」「好き」「なりたい姿」の棚卸しによる「自己理解」
💡選んだアイテムの組み合わせを考える「応用力」

この2つを意識して思考を深ぼっていけば、自分に必要な服・不必要な服が分かりますし、クローゼットの中身や買い物の仕方にも変化が出てきます。(深掘りのヒントを余談に記載します)

「自己理解」を深める上で、パーソナルカラーや顔タイプの知識は強い味方になります。診断を受けると、「似合う」を知るための近道ができるのです。

また、「応用力」は、個人によるトライ&エラーが必要不可欠。
アナリストの伴走(お買い物同行やZoom相談、LINE相談)、個人による情報のインプットとアウトプット(雑誌・ショッピング・試着)など実践的な経験が求められます。


結論

💡理想のクローゼット作りのためにはイメコン診断受診だけでは不十分である
💡イメコンは、自己理解の中の「似合う」を知るためのツール(手段)
💡アナリストとは、自己理解を深めたり応用力を身につけるための伴走者
💡理想のクローゼット作りは1人でもできるがアナリストがいると近道が可能

と言うことになりました。うまく伝わったでしょうか・・・
あくまでここに書いたことは、私個人の考えです。
色々な診断を受けてきた経験、アナリストとしての経験などから、今のところこうじゃないかな?と思ったことを纏めてみました。

私自身がクローゼット整理をした際の想いや気付きについては別のnoteでより詳細に纏めております。

また、イメコンをツールとして活用するために必要な前提の情報を当サロンでは丁寧に座学でお伝えしています。(似合う色の見つけ方、大切にするポイント、アイテムの見分けかたなど基本となる知識)

そして、私のサロンのお客様には(コース限定ですが)無料のLINE相談や、有料のフォローメニューも用意しています。(自己理解をお手伝いするものから、応用力を養うための手助けまで)

イメコンもツールですが、アナリストもある意味ツールです。
せっかくお金を払うのですから、うまく活用してみてくださいね🎶


余談(何かのヒントになれば)

私は診断にこられたお客様に「復習も兼ねて、まずはお家のクローゼットを開けて1つ1つのアイテムをよくみてください」とお伝えしています。
これは自己理解のプロセスに役立つと考えているからです。
実際、どういう事をしてみて欲しいのかについては、下記に例を挙げます。
お時間のある際に、ご自身のクローゼットをこのような視点を持ってみて見るのはいかがでしょうか。

①今持っているアイテムがイメコン的にはどういうアイテムなのか考える

(考え方の例)
「このアイテムは直線かつ大人だわ」
「よくするこの服の着こなしだと今日学んだところで言うフレッシュ?」
「この服の素材は柔らかいから曲線、でもデザインは直線的な気がする」

アイテムを見ながら考えることで、得た知識をしっかり自分に落とし込みます。
また、自分のクローゼットに似合うアイテムがどれくらいあるのかも分かります。

②クローゼットの中にあるアイテムの深掘り

(考え方の例)
「このアイテム、なんだか手にとってしまうのよね、なんでだろ?」
「これ、試着した時はいいと思っていたけど全然着てないのは何故?」
「なんか似たようなやつばっかり買ってる。何がそんなに好きなのかな?」
「このスカート大好きだな。特にどういう部分が好きだと感じるのかな?」

「好き」の理解を深めるプロセスに役立ちます。
なぜそう感じるのか?と深掘りしながら行うとさらに良いです。

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そんな思いをお持ちのお客様にお会いできると嬉しいです✨


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