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ホテル日和:東京ステーションホテル。朝食ブッフェもエレガントに楽しむ♪

みなさま、ごきげんよう。

先日ブッフェマナーの「基本のキ」をお伝えいたしました。
今回はその法則に則って、実際に朝食ブッフェをいただいて参りましたのですこしご紹介~。

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今回の会場は東京ステーションホテルのアトリウムラウンジです。
天井が高く、窓からは陽が差し、本当に心地よい空間でだいすき。
東京ステーションホテルでは、年に数回のみ、事前予約制で宿泊者以外のお客様の朝食利用を受け付けています。受付期間はとても限られているのでオフィシャルウェブサイトやFacebookアカウントなどでフォローしておくのをお薦めします。(2021年現在、昨年からの感染症対策の一環として、アトリウムラウンジでの朝食は宿泊者のみへの提供です。一般は利用できません。)

今回は初めて宿泊を伴っての朝食利用でしたが、実は過去の一般開放の際に2度ほど利用したことがあるので実質3度目の東京ステーションホテルでの朝食です♪

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過去に訪ねた際にはパンを沢山いただきましたが(パンもとっても美味しいの!)、最近できるだけグルテンフリーに生きようと思っているわたくしは、美味しそうなパンたちに目移りしながらもパンを取ることはせず、
ブッフェ台を俯瞰してからまずはこちらをチョイス。

彩りピクルス、カプレーゼ、冷ややっこ(笑)
和洋折衷もいいところです。

現在は、ほとんどのお料理がこうした小鉢に盛られ、かつ、上にプラスチックの簡易の蓋がされており、飛沫感染対策が徹底されています。
小鉢に予め盛り付けられていないもの...例えば、焼き立ての卵料理の類やスープやお味噌汁、ジュースなどサーブが必要なものはスタッフの方が都度毎にサービスしてくださいます。

蓋を外すとこんな感じ。

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小鉢に盛り付けられている時点で、過去のブッフェのように「一皿に盛りすぎる」はどんなに欲張りさんでも回避できるようになっているのがいいですね。個人的にはこちらの方が好みです。
なお、どんな時もポイントは「お皿の余白を楽しむ」ことです。
余白がないとギュウギュウで混みあった印象になり、途端に「残念盛り」になります。

最初に自分で取ってきた上のプレートを空にしたところで前菜第二ラウンドです。

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こちらはホテル側ですでに一つのお皿の上にこの4種類を盛り付けてくださっていましたので、これをこのまま利用しました。

先ほどの自主的組み合わせ前菜との大きな違いは、こちらには「お肉(ハム)や魚介類がある」ということです。
最初のプレートは基本的にお野菜だけで構成しておりました。

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前菜を一通り楽しみましたので、今度はスープを頂くことにしました。
本日のスープにするか、最後にご飯とお味噌汁にするか...と悩みましたが、
本日のスープが「えのきのスープ」とのことでしたので、こちらをチョイス。

スープを注文してから引き続きちょっと朝食のメインぽいもの、ということで卵料理にエッグベネディクトを注文。

多くのホテルレストランがそうであるように、東京ステーションホテルさんも注文が入ってから焼き上げてくださいます。
きょうはお料理を仕上げてからテーブルまで運んでくださいました。感謝です。

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こちらが東京ステーションホテル版エッグベネディクト。

以前たべたときは下のパン(マフィン)部分も白かったのですが、きょうは真っ黒!
もしやこれは...竹炭入りっ?!
個人的に竹炭の入ったパン、大好きなのですが!
ということで、スタッフの方に「黒いのはなんでしょう?」と念のため尋ねましたら、やっぱり竹炭ということでした~♪
うれしい。
そしてやっぱりこちらのエッグベネディクトおいしい💕💕💕

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ここからおもむろに「和」に舵を切りました。
折敷の上に、「なんちゃって一汁三菜風」に好みのお料理を盛り付け。
左奥の壺の中身は山かけです。
右奥は温泉卵。
真ん中が鰻の白焼き。
そして左にちらし寿司、右は汁物代わりに鱈と牡蠣を炊いたもの。
和食のセッティングの基本中の基本は「ご飯は左手前」です。
よろしければ覚えてくださいませね。
なぜなら日本は古来「左上位」の考え方があったからです。
御飯は主食。
なので、左なのです。

ちなみに今回わたくしは上の写真のようにセットしましたが、山かけはどちらかというと膾の立ち位置よねぇ...と、席に戻ってから気づきました。
一般的に膾は右奥にセットされることが多いので、今回であれば温泉卵と山かけの位置は逆の方がより良かったかもしれません。

ブッフェ台の上にはまだまだいろいろなお料理が並んでいるので、本音を言うと、全種類食べたいっ。
でも、そろそろお腹も満ち満ちみっちー...ということで、デザートへ。

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デザート第一ラウンドはフルーツとマンゴープリン。
第二ラウンドはこちら。

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左手前がカスタードクリームのケーキ。
右手前が草餅
奥がショートケーキです。

本当は、手前のデザートを乗せているプレートに、ショートケーキのお皿も乗るように思い、カスタードクリームケーキとショートケーキを頂いてから、草餅は第三ラウンドにするつもりでした。

ところが、目算よりショートケーキのお皿が大きくて、カスタードケーキを乗せてたお皿の上に乗らないことに気づいたのですね。
でももう既にお皿に一度触れてしまっています。
今回は感染症対策...という意味もあり、自分が「触れたもの」は責任を持ってテーブルへ持って行ってきちんと食べるのが正解ですので、纏めて2皿を運ぶことになりましたが、あまり褒められるものではありませんので、一度に運ぶのが一皿になるようにしたかったところです。

ということで、朝からフルコース仕立てで美味しいお食事を頂いて参りました💕

できることなら、本当に全種類のお料理を食べたいところですが、食べ過ぎて苦しくなってしまうようではその後の幸せ気分を維持できません。
自分をフォアグラにしてしまわないように、腹八分目程度で切り上げた方が自分の為でもあるのです。

「がっつかない、がめつくならない、よくばらない」

ここも肝に銘じておきたいところですね。
(かくいうわたくし自身も過去にがめつく欲張って食べ過ぎて後悔した、ということを何度かいたしました。だからこそ、より自分を諫めることもできるのですけれどね)

はやくまた宿泊しなくても食べられる機会を設けてもらえる世界になって欲しいとこころから願いながら....

蛇足ですが、わたくしの中での「世界一の朝食」はこちら、東京ステーションホテルさんの朝食です♪
オーストラリアのポートダグラスにあるシェラトンミラージュの朝食と甲乙つけがたいですが、総合評価でこちらの方に軍配があがるかなぁ(笑)。

公式的に?「世界一の朝食」と謳われる神戸の北野ホテルの朝食も好きですけれど、東京ステーションホテルさんは私の中では更に上を行きます。

みなさまは、どんな朝食がお好きですか?

いただいたサポートはより分かり易く、お子さまにも楽しんでいただけるような教材づくりに役立たせていただきます。