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技術書「オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版」を読んだ感想

「世の中なんでもオブジェクト論」を否定する本。

タイトル : オブジェクト指向でなぜつくるのか 知っておきたいOOP、設計、関数型言語の基礎知識
分類      : 技術書/設計・プログラミング
発行      : 2011/4
読み方   : 全部読んだ
難しさ   : ★★☆☆☆☆
※「難しさ」は個人の感想です。

感想

「オブジェクト指向を何度習ってもよく分からない」「結局オブジェクト指向の何が良いの?」という人(私のことだ)向けの本。
オブジェクト指向が理解されにくいのは説明の仕方が悪いのではないか、という切り口で説明してくれる。
読み物なのでパソコン無しで読める。コード(Javaベース)の説明はかなり少ない。
後半は設計技術の基礎が、かなりページを割いて説明してある。テスト勉強向けかな?
「10年後も通じる基本を身につけよう」がコンセプトらしい。第2版の発行は2011年なので、2021年になっても通用しそう。
(最終章にある、次世代の「関数型言語Haskell」はそれほど流行っているように思えないけど……?)

その他

- 「オブジェクト指向」は元々コーディング技術ではなく設計技術。
- 結局小規模な個人開発では、オブジェクト指向の恩恵はなさそうだった。

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