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3月に読んだ本&一言感想(雑多に)

難しい(頭の良さそうな)本を読まずに大量に積ん読してしまうため、人に見られていると思えば難しい本も消費できるか?と思って記録をつけ始めました。始めるとそんなことはなく読みたい本からドカドカ読むのに変わらなかったのですが、せっかくなので飽きるまでやろうと思います。

愛なき世界/三浦しをん

自分にとってはなんの変哲もない日常でも、他の人から見るとなんだか面白い、というのを実感できる作品。植物研究の描写は難しすぎてちんぷんかんぷんだったけど、必死に読んだのでちょっぴり賢くなった気がします。

風と共にゆとりぬ/朝井リョウ

本の紹介を頼まれて約1年ぶりに読み返しました。己を蔑んで笑いに変える言葉チョイスは、芸人の見た目イジリのような不快感は全く、むしろ誇りのようなものを感じます。朝井さんの記事を見かけると服にばかり目がいくようになってしまいました。

モボ・モガが見たトーキョー モノでたどる日本の生活・文化

「たばこと塩の博物館」で購入した本で、大正時代のモダンな商品パッケージやファッションを眺めてニマニマしています。戦争に入るとデザインも簡略化してしまい、悲しく思いました。となみに博物館のタバコブースは国内外のタバコパッケージやキセルがズラリと並んでいて、いつまでも見ていられるステキな空間です。

ドレスコードのすすめ/野宮真貴

生き方や価値観が語られている本が好きです。節制したり、好きな服を着たりする人の信念というものが格好良くて、でも私は意志が弱いため夜更かしするしお菓子も食べてしまいます。

女優に学ぶオシャレの秘密/sweet編集部 編

60年代に大活躍した外国の女優さん5名の紹介がされている本。お洋服がカッコイイです。

マイ遺品 セレクション/みうらじゅん

無駄だなと思うようなものでも、一身に集め続けると圧巻の一言。モノを取っておくのはあまり得意じゃないのですが、紙モノと食パンの袋を閉じるアレだけはどうしても取っといてしまいます。

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書/落合陽一

落合さんの本は難しいと聞いていたのですが、この本は幅広い人に読んでもらえるようにと読みやすく書かれています。たとえ活かせなかったとしても、様々な学び方があることを知っているだけで何倍も視野が広がる気がします。

ぼくは勉強ができない/山田詠美

友人に勧められて読みました。高校生のぼくの母親、祖父の生き方は王道とはいえなくて、それだからこそ凝り固まった思考を溶かしてくれるような優しさがある。常識って個人のさじ加減なんだよな、と深く考えさせられました。

メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ/六多いくみ

文を読むのに疲れちゃった日なんかにコミックエッセイは重宝しております。メイクの知識は増えましたが、向上心がないため上達しません。頑張りましょう。

はじめてのやせ筋トレ/とがわ愛

地味に始めて買ったダイエット本。友人に勧められるとすぐ買っちゃうタチです。ダンベルを使う筋トレをことごとく飛ばしているため、脚の筋トレしかできてません。ダンベル買えよ。

48手ヨガ 江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法/鈴木マリ

冷え性を改善できればいいな〜と思って買いました。冷えは改善したかわかりませんがお尻の筋肉はちょっと付きました。遊女は皆マッチョだったのでしょうか。

君のいない夜のごはん/穂村弘

なんだこの面白いエッセイは!と夢中で読みました。急な展開はなにもないのに、ゆるくてどこかもの悲しい。菓子パンをやめられない自分を許してあげましょう。

部長が堕ちるマンガ/中村朝

オタクの不可解さに最初は不快感を示して馬鹿にしていた部長が、だんだんと二次元文化にハマっていくストーリー。ゆるいイラストで展開していくのがよいポイントです。

ゆるい生活/群ようこ

めまいから漢方薬局に通うようになり、生活様式や食生活の改善指導に苦心する作者のエッセイ。甘いものは身体を冷やすため減らしたほうがいいとあり、読後一週間はなんとな〜く減らしましたが、即改善するものでもなく自己流でやるのは難しそう。健康エッセイを読むのがわりと好きです。

一生楽しく浪費するためのお金の話/劇団雌猫、篠田尚子

投資中心に書かれている本で、初心者でも読みやすい。読めばNESAをつみたてたくなります。

Newton 2019年4月号 統計と確率

数学的なことは全然わかりませんが、一見おトクそうなことなんかも絶対儲けられるようにうまく出来てるのだなぁ〜とわかる。ギャンブルはやればやるだけ損をすることだけはしっかりと覚えておきます。

40歳を過ぎたら生きるのがラクになった アルテイシアの熟女入門/アルテイシア

キレのよいボケを混ぜ込みまくる文章で、終始楽しく読んでいました。表現の幅広さ(ムダさ)に学ぶこともあるようなないような。若い人こそ読んでほしい本だと感じました。酒井順子さんやジェーンスーさんなど女性のエッセイストが好きな方にオススメです。

この国の冷たさの正体 一億総「自己責任」時代を生き抜く/和田秀樹

データを交えて解説がしてあり、新書にありがちな小難しい専門用語ばかりで内容が頭に入ってこない現象が無くとても読みやすかったです。誰もが弱者になり得る(既に弱者だと感じている)時代の、必読書ではないでしょうか。

もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら/神田桂一,菊池良

文豪作品をあまり読んでいなくてもそれなりに楽しめました。作者の文体を取り入れたというより、ある作品の文章にカップ焼きそばの作り方を当てはめた、という印象が強いですが、文章の違いを楽しむのにはうってつけです。星野源のエッセイ風に書かれた作り方の"ぽさ"に笑いました。

ご注文はうさぎですか? 7/Koi

ごちうさ最新刊。もう可愛くて大好きです。大きくなったねぇ………(涙)

クロワッサン No.993 台湾

中華料理を食べに行った日に読みました。レモンの豆花とお餅フードがおいしそうでした。休日の台湾って日本人女性いっぱいいそうですよね(偏見)…………

ヤンキーショタとオタクおねえさん 5/星海ユミ

あゝ平和な世界…………ギャグ漫画はお外で読むと噴き出すので危険。個人的におねえさんのビジュアルがとても好みです。

やわ男とカタ子/長田亜弓

ツイッターで漫画が流れてきて(公式)読んだのがきっかけで購入。背が高い、かわいい服が似合わないと殻に閉じこもっていたOL(カタ子)がオネエのやわ男にビシバシ指導を受けることで徐々に変化していくのがよい。オネエがメインキャラなお話、増えてる気がしますね。

着たい服がある 1,2/常喜寝太郎

見た目も性格もかっこいいキャラを求められているが、本当はロリータ服が着たい主人公の葛藤のお話。周りの状況ひとつひとつが、スッとえぐってくるような鋭さがあり辛いところもありますが、それでも元気をもらえるような。みんなみんな好きな服を着続けてほしいです。
ちなみに、漫画に触発されて次の日アウトレットでシナモン(サンリオ)の厚底パンプスを買いました。合う服が無いですね!!

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別冊Newton ゼロからわかる心理学

Newtonはわかりやすくて好きです。理解できてないとしても頭良さそうに見えるのでオススメです。私もメンタリストになりてぇ〜〜(なれません)

アイデンティティと言いすぎて内容が全く入ってこないNewton↓

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僕たちはもう帰りたい/さわぐちけいすけ

帰りたい強い意志があれど、なぜそんなに帰りたいかと尋ねられると「何故だろう?」と思ってしまう、そんなモヤモヤを何種類かのストーリーによってひとつひとつ解説してくれてスッキリします。漫画なのでサラッと読めます。
はやく帰りたいですね。家にいても帰りたいです。

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