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5月に読んだ本&一言感想(雑多に)

サングラスを作ろうと入った眼鏡屋で視力検査をし、「ほんのちょっと視力が落ちてるね〜」と言われた途端急激に目が悪くなりました。もう眼鏡なしでは生きていけません。
『暗いところで読書しても目は悪くならない、むしろ明るすぎるほうがダメ』というテレビ番組の言葉を信じ、暗いところで読書すること2年強。ここまで時間が経っちゃうと暗いところでの読書が原因かわからないですね。薄暗いところが好きなので懲りずに暗所で読書(韻を踏んでいることにお気づきでしょうか)し続ける所存です。
やっとやっと5月分の記録をやっと書き終えたので、お時間がある方もない方もサラサラーと読んでくださいませ。それでははじまり〜。

恋煮込み愛つゆだく大盛り/にくまん子

ツイッターでこの作者さんの漫画(公式)が流れてきて、とても面白かったので購入。女の子の恋愛が生々しく、とってもかわいい絵で描かれてあり胸が熱くなります。胸アツ。

中年卍/ルネッサンス吉田

帯は「逮捕されたくない中年の不純交際」←もうこの時点でサイコ〜ですね、帯点100万点。おじさん好きにはたまりません。デジタルペンでガシガシと描かれたような絵が素敵です。
ネットで無料連載もしてますので、気になる人はそちらで見てみてくださいね〜。

脳はなんで気持ちいいことをやめられないの?/中野信子、ユカクマ

「サイコパス」の著者、中野信子さんの依存についてコミックで、不倫や食べ過ぎなど身近な事柄から脳科学が学べます。ちょっと賢くなった気分。

幸せの国 スウェーデンから くまさんと私のおもしろ北欧デイリーライフ/やまだあいこ

北欧に行きたくなるコミックエッセイ。北欧に行きたい(ikitai)

女の数だけ武器がある。たたかえ!ブス魂/ペヤンヌマキ

こないだ「ブス会*」という劇団の舞台を観まして、下衆男の役に惚れて同じ公演を2度観るという経験を初めてしたのです。その劇団の主催の方が書いた本。本業がAV監督である著者の自伝的エッセイで、自意識とはなにかと考えてしまう我々にとってたいへん為になる本でした。
(ちなみに下衆男の役は「ヨーロッパ企画」というコメディ劇団の土佐さんが演じておりました。この世で一番最強なのはギャップ萌え。好きだな〜)

短歌ください/穂村弘

オトンにプレゼントをするために買いました。文芸書雑誌の帝王「ダ・ヴィンチ」で連載されている短歌(テーマに沿った短歌を読者が送り、その作品の読み解きを著者がする形式)をまとめた本。短歌がとってもすきになります。

ネット断ち 毎日の「つながらない1時間」が知性を育む/齋藤孝

つながらかい1時間で読書をすると良いよ!という内容で、たいへんためになりました。私はネットも読書も減らせないので睡眠時間がどんどんズレてっちゃってます、ほどほどにね!

不倫。ダメ、絶対!/カラスヤサトシ

合コンとか相席屋のお話が詳しく載ってましたが、どれもあんま楽しそうじゃなかったので、不倫抑止にパートナーにプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

恋する二日酔い/コナリミサト

「凪のお暇」の作者さんが描く、お酒にまつわる短編集。カバーを外すととってもかわいいです。

泥の女通信/にくまん子

「恋煮込み愛つゆだく大盛り」の作者さんの漫画、ぜんぜん手に入らなかったです。予約してやっと買えました〜 「恋煮込み〜」に比べてちょっぴり大人な短編集でした。

祐介/尾崎世界観

文庫が出たので購入。これを読んでからクリープハイプの曲(著者はGt.Vo)を聴きまくる月間に突入しました。生々しい痛み、リアルな感じが、村田沙耶香さんや本谷有希子さんに通ずるものがあり、楽しく読みました。

誰の味方でもありません/古市憲寿

「読み終えたくねぇ〜」と思わず叫んでしまいました(ほどなくして読み終えてしまいました、かなしい)。
意見がはっきりしていたりする人(キングコング西野さん、ホリエモンなど)の本を読むと、参考にする云々ではなく、なんだか元気をもらえます。社会学者の著者は、読みやすさや笑いを兼ね備えたエッセイを書く方なのでとても好きです。エッセイ好きの方はぜひ〜。

「空気」を読んでも従わない 息苦しさからラクになる/鴻上尚史

最近ツイッターなどで、著者のコラムがよく取り上げられてますね。それぞれが息苦しさを感じている現代には、たくさんの経験をしてきた著者のアドバイスが必要なのかもしれませんね。中学生向けの文庫ですが、大人のみなさんにもオススメできる内容です。

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