- 運営しているクリエイター
記事一覧
過去に縋るということ
人は、過去に囚われてばかりの愚かな生き物だと思う。
過ぎ去った過去やその過去に犯した過ちは、どれだけ想ったって、どれだけ待ったって、もうどうしようもないことなのに。
自分が囚われている「過去」を振り翳すことは、時として他人を傷つけることにさえなる。
そんな過去に囚われるなんて、甚だ愚かしい。
年の瀬だから、なにかを振り返りたくなったのだろうか。
なんとなく読みたくなった、一年と少し前の日々のこ
わたしの前からいなくなりそうなあなたをみて
どうしようもなく胸が締め付けられそうになるが
はたして手を離したのはわたしではないか?
ムンクの《マドンナ》を初めて見た時(と言っても画面越しであるけれど)、ぞくぞくしたし目を奪われてなんだかドキドキしたの、あれは一目惚れとかっていうよりも私のものにしたいという、みにくい執着のようなもの