2020.8.7 韓国と朝日新聞の「永遠の屈折」
韓国江原道平昌にある韓国自生植物園内に、慰安婦少女像の前にひざまずいて贖罪する安倍首相を表現した造形物が設置されたことは、SNS等で皆さんご周知かと思います。
韓国自生植物園の金昌烈(キム・チャンリョル)園長が、造形物を私費で造成し、当初は
「罪滅ぼしの対象をはっきり形作る必要があり、少女像が向き合うものは安倍に象徴させて造成した」
と述べましたが、後日反発が高まると、
「必ずしも安倍首相をイメージしたものではない」
と話を変えました。
『反日種族主義』の共著者の李宇衍(イ・ウヨン)氏らが植物園に対し抗議しましたが、結局は平行線に終わりました。
韓国では、日本に対して反日感情を持つ相手には、基本的に理屈が通用しません。
また、騒ぎによる知名度向上と反発を秤りにかけて、得すると思っている限りはこういった行動を止めません。
いわゆる典型的な炎上商法ですね。
日本政府は徴用工裁判に関する日系企業の資産現金化の問題も含め、徹底的な制裁を行って、
「反日行為が割に合わないこと」
を韓国政府と韓国民に認知させる必要があります。
このしつこさと一方的に被害者の立場を取って攻撃してくる偽善性には辟易しますが、昔は普通の朝鮮人の中年男性が慰安所を経営して、貧しい家庭の娘たちを買い集めて商売していました。
また、普通の朝鮮人男性が、日本軍兵士として慰安所に客として通い、朝鮮人慰安婦と交流していました。
貧困ゆえに親に売られてしまった少女たちには、拙生も心から同情しますが、韓国における慰安婦制度は韓国人業者の存在無しには成り立ち得なかったのも事実です。
この金昌烈園長も、その時代に生きていたら植物園ではなく、慰安所を経営していたかもしれません。
それよりも、この件を報じた朝日新聞英語版を見て、
「まだやっているのか」
と、つくづく感じました。
この英語版の
「Statues with Abe kneeling before ‘comfort woman’ set off new storm」
という記事の中で、設置物について下記のような説明がされていました。
One statue is of a girl sitting on a bench representing women forced to provide sex to wartime Japanese soldiers.
The other is of a man, representing Prime Minister Shinzo Abe, kneeling and bowing before the girl.
上記内容の
「forced to provide sex to wartime Japanese soldiers」という言葉は、必ず朝日新聞が慰安婦の説明に使う表現で、不適切にも程があります。
こう書くと、慰安婦は日本軍による強制連行の被害者であり、性奴隷だという印象を読者に与えてしまいます。
朝日新聞は、過去に吉田清治の証言を誤報と認める記事などのオンライン版には、メタタグを挿入して検索できないようにしていたこともありましたので、この文面も海外読者に対し、意図的に日本を貶めようとするのが見て取れます。
この英文を翻訳アプリで訳したらどうなるか?
DeepLとGoogleの2つで翻訳した結果がこちらです。
DeePL
「一方の像は、戦時中に日本兵に性行為を強要された女性を代表してベンチに座っている少女を表しています。
もう一つは、安倍晋三首相を代表する男性が少女の前でひざまずいてお辞儀をしている」
Google「1つの像は、戦時中の日本兵にセックスを提供することを余儀なくされた女性を表すベンチに座っている女の子です。
もう一人は男で、安倍晋三首相を代表して、少女の前にひざまずいてお辞儀をした」
如何でしょうか?
この英語記事を読んだ英語話者の読者なら、ほぼ間違いなく日本兵が、この幼い少女(10代?)に性行為を強要したと理解するのではないでしょうか?
朝日新聞は、慰安婦制度の強制性については河野談話で日本政府も認めていると主張しました。
全体的な状況の中で、慰安婦になった女性に選択の余地はなかったのだから、強制性はあったといいます。
これは、朝日新聞自らが定義した広義の強制性です。
しかし、上記の翻訳を見れば、誰もが日本兵によって物理的に強制された狭義の強制性があったと理解してしまいます。
この反日プロパガンダとの闘いはまだまだ続きます。
まずは日本国内に蔓延る捏造を事実だと記事にする朝日新聞、そしてこれらを未だに信じている者たちを徹底して排除し、真実を理解している国民が総決起して立ち向かわなければならない事案であると言えるのではないでしょうか。
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