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2021.8.4 600万人をたった1冊で殺した偽造文書

逃れたユダヤ、助けた日本の秘密計画

皆さんは、この文書を知っているでしょうか?

この文書がきっかけで、なんと600万人以上のユダヤ人が殺されたと言われています。

ユダヤ人差別を巻き起こし、1万人を超える人々を突然国外へ追放。

そして最終的には、600万人以上もの大虐殺へと繋がりました。

そんな甚大な被害をもたらした文書“シオン賢者の議定書”。
実は、この文書が発端で始まった教科書では教えられないユダヤ人と我々日本人との“ある計画”が、その後の日米大戦まで繋がっていたのです。

「ユダヤ人が世界征服を目論んでいる…」

1920年。そんな内容の文書がヨーロッパ中に出回った“シオン賢者の議定書”。

ユダヤ人は、自分たちに都合よく銀行を牛耳る。

ユダヤ人はスパイを送り込み、あらゆる国家を崩壊させる。

ユダヤ人は、他国の人々を政治に対して失望させることで、その国を弱体化させる。

ユダヤ人がどのようにして、世界を征服しようとしているかについて記されていました。

しかし、この文書の出処や根拠は全く不明。
一説には、
「ある小説を基に作られた」
とされるほど、到底真実とは言い難い内容ですが…

「ユダヤ人はキリスト教を冒涜している」
「ユダヤ人は卑劣な民族だ!」
「ユダヤ人が世界大戦を引き起こすんだ」

この文書を読んだヨーロッパ人は、ユダヤ人の差別に拍車を掛けます。

ロシアでは“ポグロム”といって、数百人のユダヤ人を殺害したり…

ポーランドでは、ユダヤ人が持っているパスポートを突然無効化したり…

ナチスドイツが、ホロコーストで600万人ものユダヤ人を虐殺…

この『シオン賢者の議定書』がきっかけで、国家絡みの反ユダヤ運動が激化。
ユダヤ人はヨーロッパでの居場所をほとんど失くしました。

「どうにかして逃げたい…」

ユダヤ人はそんな一心で、世界で唯一安全な場所を見つけます。

そこは当時、日本が占領していた満洲。
日本は第一次世界大戦後のパリ講和会議で、『人種差別撤廃条項』を提案した世界で唯一の国であり、ユダヤ人に差別の目を向けなかった。
差別を受けない安息の地を求めて、大量のユダヤ人がヨーロッパやロシアから満洲へ流れました。

しかし、人種差別をしないだけで何万人、何百万人もの移民を受け入れたのだろうか?
なぜ、日本は多くのユダヤ人を受け入れたのか?
それは、世界の勢力を揺るがしかねないユダヤ人との共同プロジェクトを計画していたからでした。
日本でも『シオン賢者の議定書』は出回っており、
「世界征服をされるかもしれない」
と警戒する一方で、
「ユダヤ人を上手く使えば、満州を大きく発展できる!」

「美味しいけど、毒がある」
という意味で、その計画は『フグ計画』と呼ばれていました。

現在の日産自動車、日立、日産火災(旧損保ジャパン)の創業者である鮎川義介が企画したその内容は、満洲に『ユダヤ人特別自治州』を設置し、世界中に散らばるユダヤ資本からの投資を集めることで、満洲、そして国力活性化を狙う、というもの…。

「日露戦争の損害を満洲での稼ぎで埋め立てよう」
と、国内予算と同等のカネが満洲に費やされ、世界最高峰の速度を誇る列車ができたり、世界屈指の巨大ダムが建設されたり、デパートがいくつも並び、中にはエスカレーターが完備されるなど、ユダヤ人と日本が協力して満洲は大きく発展しました。
それは他国が喉から手が出るほど羨ましいものでした。

満洲に流れ込んだユダヤ人は、
「これで私たちは助かる…」
「上手くいけば満洲にユダヤ人の国を創れるかもしれない」
「日本人と協力して満洲を大きくしていこう」

差別を受ける半面、銀行業などでお金持ちが多かったユダヤ人は、日本にとって満洲の発展に欠かせないものでした。

もしも、順調に満洲の開発が進んでいれば、今頃日本は広大な土地を持つ国家へと成長し、今とは違う未来が見えたかもしれません…。

しかし、1933年8月、事件が起きました。

満洲で一番のお金持ちだったユダヤ人の息子が誘拐され、満洲の道端で遺体として発見されました。
両耳が無く、爪は全て剥がされ、ろくに食事も与えられなかったのか、皮と骨だけの状態でした。
もちろん、友好関係にあった日本の仕業ではありませんでした。
しかし、この一つの誘拐殺人事件をきっかけに、日本はユダヤに恨まれることになります。

ユダヤ人は方々に逃げて行き、満洲に関わる『フグ計画』の夢は、あえなく散ってしまいました…。

そして残ったのは、ユダヤと発展させ続けた満洲という土地でした。
カネのなる木…満洲。
そう呼んでもおかしくないほど、どんな国より発展していました。
実際、そこに目をつけていたのが領土を拡大したい中国。
南下政策を進めたいソ連。
アジアに覇権を広げたいアメリカなど…。

満州は各国の思惑が巡る危険な土地になっていったのです。

そして、この満洲での権益の争いが、友好関係だった日本とアメリカを対立に向かわせ、やがて日米全面戦争に至り、日本は滅亡寸前の危機にまで追い込まれていったのです…。


満洲やそれにまつわるユダヤ人との関係…。

そしてその時、満州で起きた事件…。

私たちがろくに教わらなかった満州とユダヤ人との深い関係が浮かび上がってきたのではないでしょうか。

そして、満洲を舞台に繰り広げられた歴史はこれだけではありません。

満洲開発のカネはどこから流れたのか?
大物政治家たちが絡む利権…。

リットン調査団の裏側で、植民地支配を裁く帝国のエリート。

関東軍の夢と暴走、利権に目が眩んだ隠蔽工作。

満洲には、ほとんど明かされてこなかった歴史が数多く眠っています。
これほどたくさんの出来事が起こり、日本の大物たちが集まった満洲。

この地の事件を発端として日米は戦争をすることになり、日本帝国は滅亡寸前まで追い込まれます。
しかし、私たち日本人は、こうした日米大戦に関する重要な真実をほとんど教わらなかったのではないでしょうか?
もし仮に教わったとしても、
「真珠湾攻撃をして日米大戦が始まりました」
という断片的なものばかりで、
「実際、誰がどんなことをしたのか?」
「現代にどのように繋がっているのか?」
ということは、ほとんど聞くことがありません。

なぜか?

理由は簡単です。

戦後、
「二度と強い日本を見たくない」
と願った占領軍GHQによって、そういった誇れる歴史が「抹殺」されたからです。
GHQは日本人に「罪悪感」を植え付ける洗脳工作『WGIP』の一環として、左翼的な教育方針をとった日教組に教育を牛耳らせます。
そして「愛国心」を「悪」だとレッテル貼りして、子供たちに日本が嫌いになるような教育をしてきました。
普通は、どの国も自国を好きになる愛国心を育むような教育をするにも関わらず…。

そして、我々もその教育をしっかり受けてきた世代です。

日本は悪い事ばかりしたと学校で教育され、「罪悪感」を植え付けられる教育を受けてきました。

そして、
「お前の爺さんは人殺しだ」
というような教育が平気で行われていたのです…。

歴史の真実は、小説のように簡単で美しいものではありません。
本当に歴史を動かしているものは、決して表舞台には登場しないからです。

ですから、私たちは自ら学ぼうとしない限り、本質的に自国の歴史を全く知ることができません。

だからこそ、皆さんには、一人の日本人として真実の歴史を知ってほしいですし、日本の良いことも悪いことも全て事実に基づいて知ってほしいと思います。

今回も最後までお読み頂いて有り難うございました。

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