2019.9.19 教科書が言えない満州の真実…
皆さんは満州事変をご存知でしょうか?
今から88年前の9月18日に起こった出来事です。
満州に置かれていた日本陸軍部隊・関東軍は、満州の中の奉天郊外にある柳条湖で鉄道の線路を爆破。
満州で勢力拡大を狙った関東軍は、中国相手に攻撃を始めました。
関東軍は南満洲の主な都市をどんどん占拠していきます。
でも、なぜ関東軍はそれほど満州を欲しがったのでしょうか?
それは、石油・石炭・鉄など豊富な資源が眠る魔法のような土地だったからです。
日露戦争直後の日本は、大国ロシアを相手に何とか勝利したものの、賠償金が手に入らず莫大な借金に苦しんでいました。
「日露戦争の損害を満州の稼ぎで埋め立てよう…」
莫大な利権に目が眩んだか…、関東軍は暴走を始めます。
様々な国家の思惑が絡み合う危険な地“満州”の利権を、すべて自分たちで独り占めしようとしたのです。
そのことで日本は、世界中から睨まれる存在となっていきます。
明治維新後、先進国の仲間入りを果たし順風満帆に見えていた日本は、満州に手を出したせいで、元は友好関係にあったアメリカとも対立。
日米全面戦争に向かい、国家滅亡の危機に立たされることになります。
日本の歴史教科書には1ページほどしか載らないような満州で、いったい何があったのか…?
後日、もう少し詳しく書いてみたいと思います。
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