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[長期投資家の言]鬼滅の刃から学ぶ逆境の乗り越え方

貴方は“逆境”に強い方でしょうか?

こう問われて、堂々と
「YES」
と、答えられる人もいれば、
「NO」
と、答える人もいることでしょう。

もしかすると、日本人の大半は、
「NO」
と、答えるかもしれません。

昨今、この逆境を乗り越える力を『レジリエンス』と呼ばれ、注目されてきました。

レジリエンスは元来、”回復力”や”治癒力”、“耐久力”といった言葉で訳されます。

レジリエンスが注目されてきた背景として、時代の変化が早くなってきたことが一つの原因として挙げられます。

時代の流れが早くなってきた一つとして、テクノロジー化やグローバル化が日々進化しているという理由があります。

そういった変化の激しい時代に求められるのが、レジリエンスです。

レジリエンスを端的に表している言葉を紹介すると、

己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ。
歯を食い縛って前を向け。
君が足を止めてうずくまっても時間の流れは止まってくれない。
共に寄り添って悲しんではくれない。

これは。アニメ『鬼滅の刃』に登場する煉獄れんごく杏寿郎きょうじゅろうというキャラのセリフです。

日本の経済が低迷する中で、終身雇用の概念が消えたり、コロナ禍でリモートワークが増えてジョブ型の仕事が増えたりと、仕事で困難に直面している人も多いでしょう。

こんな時代だからこそ、レジリエンスが求められているのです。

では、どのようにしてレジリエンスを高めたら良いのか?

レジリエンスを高める方法の1つに、『ABC理論』を実践する場合があります。

ABCとは、
A:Activating event = 出来事
B:Belief = 信念
C:Consequence = 結果
のそれぞれ頭文字を取ったものです。

ABC理論は、自分の感情や行動に振り回されてしまう原因を分かり易く説明したものです。

まず、『A:出来事』に直面したときに生じる感情や行動が、『C:結果』です。

でも、同じ『A:出来事』であっても、受け取り方は人によって違ってきます。

なぜなら、『A:出来事』と『C:結果』の間には、『B:信念』が入るからです。

例えば、
『A:出来事』 上司から注意される
『B:信念』 自分はできない人だと思われた
となってしまうと、
『C:結果』は、
「自分は何もできないんだ…」
となってしまいます。

お気付きかもしれませんが、自分でネガティブな『B:信念』を変えることで、結果を大きく変えられるのです。

どうやって、ネガティブな『B:信念』を変えられるのか。

それは、『B:信念』に対して、
・この信念は現実的なのか?根拠はどこにある?
・この信念は正しい論理に基づいているのか?
・この信念を持つことは私に利益を与えているか?
と反論することです。

このように、柔軟に考えることで、ネガティブな『B:信念』へのこだわりが無くなり、手放すことができます。

紙やアプリなどにこの反論をアウトプットしてみると、客観的に見ることができるでしょう。

今の時代、レジリエンスが問われる場面が多くなっています。

今回の内容を参考に、逆境を乗り越える力を身に付けていきましょう!

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