「早く完璧に」から「ゆっくり適当に」に変化したことで生まれたギフト 〜梅仕事編〜
初夏にやること。それは梅仕事。
数年前は私一人でやっていたのですが、去年から娘が一緒に手を動かしてくれるようになり、今年は5歳娘も2歳息子と一緒に梅仕事をしました。爪楊枝で梅に穴を開けて、梅ビネガーシロップを作る。
私の昔からの習慣で日々のビジネスにおいては、ついつい「早く完璧に」を自分に期待してしまう。けれど、梅仕事は「ゆっくり適当に」!!! 梅仕事をしていると“そんなに焦らず、のんびり人生を味わいながら楽しもうよ”と諭される気がする。
黙々とただただ目の前の梅に対して、ヘタを取ったり穴を開けてみたり。同じ作業を繰り返すことで、瞑想時間になる。ものすごい癒し時間。
超効率化とは真逆の世界のようにも思える。でも実際のところは、梅仕事を通して充電されるエネルギーは大きくて、結果その後の仕事はサックサック進む(笑)
以前まで、丁寧でゆったりとした時間を過ごすことが憧れだった。忙しい日々の中で、そんなゆったりとして時間なんて取れないと思っていたから。今、以前の憧れだったの理想が現実になっていて少し感動している。
「早く完璧に」ではなく「ゆっくり適当に」から生まれるものもある。超効率的に仕事をすることで得られたものは大きかったけれど、逆に体を酷使していたので代償も大きかった。最近の私のテーマはいかに「サステナブルな働き方」をするか。
丁寧な手仕事をして作った梅シロップは、私のエナジードリンク。とっても美味しくて体が喜ぶのはもちろん、飲むたびに、子ども達と一緒に作った風景を思い出し、愛をもらっている感覚になる。
みなさん、やってみたい丁寧な仕事ってありますか?
仕事前に深呼吸するかことかもしれないし、仕事前にお茶やコーヒーを淹れて飲むこと、ごちゃついてるパソコンのフォルダ内の整理や、少しほつれた服の補修かも。
効率を求められる世の中で、あえて非効率な丁寧な時間を過ごしてみることで、癒され充電されて、結果回り回って本当に欲しい時間につながるかも!
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