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台風後の竹富島へ行ってみた③


海から宿に戻り、お腹が空いた。
台風で物資が入ってこないので開いている店も少なかった。

カイジ浜で出会った女の子が、
「石垣島のコンビニは何もなかったよ」
と言っていた。


マドモアゼル 民具 竹富島

大浜荘には入口にお店がある。

マドモアゼル 民具 竹富島というお店だ。

ありがたい事にここはオープンしていた。

入口に オリオンビール🍺マークも。
パニーニもあるぞ!

入ってみると私好みの手作り民具のお店だ。

「島のお友達が作った作品」コーナーがあり
島の植物で編んだ籠、髪飾り、子供達が描いた絵葉書など、どれも心がこもってて素敵だった。

フランス人の奥さんと日本人のご主人がオーナーとか。

奥さんは日本語が流暢なのでトークが弾んだ。
やはり話題は台風の最中どう過ごしたか?

自宅は古民家の様で、台風前から柱など外をしっかり囲んで備えたらしい。
問題はトイレ。
外にあるので、ふっと風が途切れる時があるのでその時ご主人とダッシュで走り用を足してダッシュで戻って来たとか。
ご夫婦は恐怖もあったが、子供たちは風で家の中がガタガタ吹くたびにキャーキャー言って台風を楽しんでいたようだ。

そういえばこの店から宿の台所へは筒抜けになっていた。

このお店のご夫婦は大浜荘のご主人の事を
マサルさんと呼んで慕っていた。

マサルさんは大変面倒見が良いようだ。
聞いていて島の暖かみを感じた。

そのマサルさんは釣りがかなり得意らしい。
釣れた時は美味しい刺身が夕食に並ぶとか。

今回は台風でそれどころじゃあなかっただろうから 次回に期待したいな。。。

宿泊2日目、3日目の午後からはここでご夫婦から移住して来た事、竹富島の良さなど聞かせてもらって楽しく過ごした。

そして オリオンビールと美味しいパニーニ。かき氷も食べ、部屋でお昼寝をした。

お土産に島の子供達が描いた絵葉書と古くから伝わる伝説の絵葉書を買って、浜辺で4人の友人に書いてみた。

郵便局がそばにあるのでそこから投函した。

ほんとーに久しぶりに書いてみた。



泊まらなければ見られない光景

竹富島といえば水牛車観光。
午前8:00過ぎ、島のあちこちからやってくる水牛たち。水牛の通勤を見る事が出来る。島の方は日常の事でしょうが、観光客には面白い光景です。


夕方には公民館から島太鼓の音が聞こえて来た。女性たちの練習風景です。
いつかは竹富島の伝統舞踊見たいな。

星 ☆彡
竹富島の星は見事だ。
宿の物干し場所が部屋の近くにあり
そこから見上げる星は素晴らしかった。
下の写真は同じ宿に泊まったお兄さんから頂いた写真です。リピーターで毎回星の写真と海を満喫しにここに来るそうだ。

素晴らしい写真ありがとう。



ゆんたく

9月17日 宿泊3日目となると
シルバーウィーク初日という事もあり
台風を忘れてしまう程お昼は島のあちこちに観光客が増えていた。

ここ大浜荘もいよいよお待ちかねのお客様が5人やってきた。

宿のご主人が
「やっとゆんたくできるねー」
満面の笑みで私に振ってきた。

お客さん戻ってきて良かったね。

私は初めてのお客様?にちょっと緊張したけど。

結局この日はゆんたく8時ごろから10時ぐらいまでみんなで飲んでいたそうだが、私は交わらなかった。

夕食時、「20代です」「東京からです」。。。

岐阜から来た還暦近くのおばちゃん(私)は完全にここで固まってしまった。

さっさと夕食を食べ、最後の夕陽を見るため夕食後西桟橋へ行き、
部屋に戻りダウンロードしていたprime videoをみながら寝てしまった。

翌朝、既に石垣島に到着している友人と合流する為朝一番の船で帰る事にした。

ひとりで泊まっていたちょっと ‘気取った男性‘と一緒に宿のご主人マサルさんに港まで送ってもらった。

別れ際、宿のご主人マサルさんが私に
「だもんで」と言った。
我が故郷 岐阜県の方言! 
「だからさ」っていう意味。
昔、岐阜出身の子がスタッフに来てていつもこの方言を使っていたらしい。

そしたら一緒に送ってもらった‘気取った男性‘が、

え?岐阜? 俺、犬山(愛知)  と言った。

えー近いじゃん! 

昨日は東京だの、単身で大阪だのと言ってたじゃん。

何やら話を聞くと出身が犬山で米農家の長男だとか。

なんだ。早く知ってたら昨日のゆんたく行ったのに。

それからこの’気取ってた男性‘とトークが弾み、あっという間に石垣港に着いた。



台風が去って4日目

ハイビスカスが咲いていた。
観光客も戻って来ていた。
通常の島の様子が戻って来た様だ。

日帰りもいいが、
宿泊して島の人とお話しして、
静かな島を感じるのも良いものです。


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