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無料noteまとめ

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#短編小説

【短編小説】きつねうどん

「ねえ!これが乗ってるおうどんってきつねうどんっていうんでしょ!!」 小さなきつねは自分…

京サリ
2日前
6

【短編小説】うまくいけば届くはず

ある日頭からアンテナが生えてきた。 貴重な貴重なアンテナが折れないように、大事に大事に育…

京サリ
5か月前
2

【短編小説】ワンコーヒー

「ワン!」 「コーヒーですねかしこまりました」 「ワン!」 「一杯ですねかしこまりました…

京サリ
5か月前
3

【短編小説】迷子のチンアナゴ

顔を出すと周りは一面緑だった。 仲間と一緒にどちらが先に顔を出すか競っていたら、ずいぶん…

京サリ
5か月前
2

noteの毎日投稿を再開します

あけましておめでとうございます。 何か月ぶりの投稿かもわからないほどの投稿です。 今年の…

京サリ
5か月前
1

【短編小説】夕焼けぼっちのレモンサワー

彼女が家を出て行ってから一週間が経った。 特に理由はないと言われたが、それすら言いたくな…

京サリ
10か月前
9

【短編小説】苺のパフェ

自分へのご褒美が欲しかった。 祝日が1日もない6月を休まずここまで乗り越えたのだから褒められるべきだと思った。 今月が終わるまで数日あるけれど、思い切って有給を取ることにした。 今日はパフェの日だ。 以前から行きたかった海辺のカフェに足を運ぶことにした。 仕事がない日は昼から起きれるのがいい。 ゆったりと準備してから電車に1時間半ゆられて、目的地に向かう。 もうすぐ7月になるとはいえまだ6月なのだし少し暑さを自重してもいいんじゃないか なんて太陽に毒づきたくな

【短編小説】泡沫の希望

目が覚めると、水の中にいた。 体は重く、息は苦しく、けれども身動きが取れないわけでもない…

京サリ
1年前
6

【短編小説】来ない誕生日

明日は誕生日。 ケーキとココアを用意して誕生日を迎える準備をした。 キャンドルに火を灯し…

京サリ
1年前
20

【短編小説】走れたい焼きさん

あっつ!! たい焼きさんは鉄板から飛び出した。 ぱちぱちとした音の中でたい焼きさんは生ま…

京サリ
1年前
5

【短編小説】人類うさぎ化計画

食ってみな!跳ぶぞ! そう言って食ったものは皆跳んでいった。 月まで。 そしてそこでは永…

京サリ
1年前
11

【短編小説】この前食べたスイカの種が発芽した

お腹の中に違和感があった。 むず痒い。 食べ物も喉を通らないし、仕方ないので病院に行った…

京サリ
1年前
5

【短編小説】サンタクロースアンチ

僕はサンタクロースのアンチだ。 太郎くんがサンタクロースにお願いしてからうちに憎たらしい…

京サリ
1年前
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【短編小説】申し訳ございます

その女は反抗的な目をしていた。 クレームを入れた男性に対し、丁寧に腰を折りながら、誰もが謝るのだろうと思った。 しかし彼女は反抗的な目をしていた。 「申し訳ございます」 「俺を馬鹿にしているのか」 「はい」 「まずは謝るのが筋だろ」 「ですから、申し訳ございますので」 女は折れない。 しかし腰は折れている。 そこまで行ったら頭下げてもいいような気もするが女は決して折れない。 男は苛立っていた。 「だから、おたくで買った弁当にカブトムシが入ってたんだよ」