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何度乗っても、体重計の針は動かなかった。 「あれおかしいな…」 人間が乗っているのをこっ…
うきゃ~! パンダは発狂した。 最後の笹を落としたのだ。 もう食糧がない。 絶対絶命のピ…
「ねえ!これが乗ってるおうどんってきつねうどんっていうんでしょ!!」 小さなきつねは自分…
ある日頭からアンテナが生えてきた。 貴重な貴重なアンテナが折れないように、大事に大事に育…
「ワン!」 「コーヒーですねかしこまりました」 「ワン!」 「一杯ですねかしこまりました…
彼女が家を出て行ってから一週間が経った。 特に理由はないと言われたが、それすら言いたくな…
自分へのご褒美が欲しかった。 祝日が1日もない6月を休まずここまで乗り越えたのだから褒められるべきだと思った。 今月が終わるまで数日あるけれど、思い切って有給を取ることにした。 今日はパフェの日だ。 以前から行きたかった海辺のカフェに足を運ぶことにした。 仕事がない日は昼から起きれるのがいい。 ゆったりと準備してから電車に1時間半ゆられて、目的地に向かう。 もうすぐ7月になるとはいえまだ6月なのだし少し暑さを自重してもいいんじゃないか なんて太陽に毒づきたくな
目が覚めると、水の中にいた。 体は重く、息は苦しく、けれども身動きが取れないわけでもない…
明日は誕生日。 ケーキとココアを用意して誕生日を迎える準備をした。 キャンドルに火を灯し…
あっつ!! たい焼きさんは鉄板から飛び出した。 ぱちぱちとした音の中でたい焼きさんは生ま…
※本公演は発熱者が出たため、中止となりました。延期して上演する予定もありますので追って情…
食ってみな!跳ぶぞ! そう言って食ったものは皆跳んでいった。 月まで。 そしてそこでは永…
お腹の中に違和感があった。 むず痒い。 食べ物も喉を通らないし、仕方ないので病院に行った…
僕はサンタクロースのアンチだ。 太郎くんがサンタクロースにお願いしてからうちに憎たらしい猫が来た。 暖炉にかけられた靴下に入っていた猫は可愛く鳴いた。 いや、可愛くもない。 ふざけるな。 だからぼくは靴下を食べることにした。 今年こそは猫が来ないように。 胃袋の中に靴下を隠した。 そして猫は完璧に僕の代わりになった。 僕がサンタクロースのアンチをしたから、奴はここまで計算してたんだ。 やっぱり僕はサン