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台湾暮らし SIM問題

わたしは、快適なインターネット環境をつくることに、とても苦労している。まず部屋にあると聞いていたネット環境がないことが問題の始まりだ。

今更、インターネットが使えないからと言って引越しするわけにもいかず、通信量無制限のSIM契約をすることにした。

はじめは近所の「中華電信」に行ってみた。すると、ここでは契約できないから「遠傳電信」へ行ってみては?と場所を教えてもらった。他社なのに、道まで教えてくれて不思議。「遠傳電信」では、インターネットと電話番号が使える契約をした。インターネットの容量は忘れてしまったが、この時は、まだ居留証がなく短い期限での契約をした。

「遠傳電信」の電波問題
しかし、自宅には「遠傳電信」の電波が届かず不安定で使えなかった。そして、インターネットの利用期限は過ぎたが、電話番号が欲しかったので電話番号だけの契約を続けられるか聞いたところ大丈夫とのことで、契約更新。なんと、6ヶ月で100NT$で使い続けられる。

「中華電信」4G無制限を6ヶ月契約
自宅にも電波が届き、安定して使用できる。これで一安心。問題なく契約できたが、後になって分かった問題あり。何度か困ることになる。今日(2024年5月)も本当に本当に困ったので、ここに残しておく。

居留期限と契約期間
2023年5月 パスポートの期限が1年なかったのに台湾に来てしまった。
もちろん来る前に気付いて、残存期間が1年ないので先にパスポートを新しくしてからビザの申請をしてもいいか職場に相談。しかし、ゴールデンウィークもあり時間がかかることが見込まれるため、そのままのパスポートで手続きを進めてほしいと言われ、5月に来台。パスポートの期限は翌年の3月だったため台湾でパスポートの更新が必要だった。それはいい。しかし、居留証もパスポートの期限までしか有効ではないのだ。

6ヶ月後の12月、中華電信に行くと居留証の期限は3月18日なので、6ヶ月は契約できないと言われてしまい、3ヶ月契約。割高だが仕方ない。

その後、新しいパスポートで居留証の期限を更新。しかし、職場の契約は1年単位のため、6月4日までしか延長できないため、1ヶ月単位でしか契約できないと言われてしまう。

・1回目 6ヶ月契約 3,999NT $
・2回目 3ヶ月契約 2,199NT $
・3回目 1ヶ月契約 1,000NT $
・4回目 1ヶ月契約 1,000NT $

中華電信SIMカード価格表 2024年5月現在こ

そして、ついに5月20日頃、次の契約が必要になった。もう、居留証の期限はない。6月4日までなのだから、あと10日程度。でも、それでは契約できるSIMがないと言われてしまったのだ。

外国人に1社1番号が決まりというのだが、私は既に中華電信の使えるSIM番号はないのだ。でも、だめだという。「台湾大哥大」へ行ってみたらいいと、親切に地図で場所まで教えてくれた。しかし、部屋の電波環境が悪いため、使えるか分からない会社との契約はしたくないのだ。「遠傳電信」は最初に試みた会社。電波が部屋に届かず、電話番号だけ残して今も使っているが、インターネットは「中華電信」一択なのだ。

問題はわたしの中国語力かもしれないと思い、台湾の方にも交渉してもらうが、いい解決方法は見つからず諦めている。

諦めているとはいえ、ネット環境がないことは困る。いろいろな情報を探して、とりあえず居留証ができるまでの10日を過ごせるよう、KKDAYの中華電信eSIM20GB 10日を申し込んで、無事解決!

その後、空港に行く機会があったので空港の「中華電信」でも聞いてみたが、15日までしか契約できないそうだ。

新しい居留証を受け取ることができた6月3日に、「中華電信」へ行った。居留期限は、11月30日で、6ヶ月ないことになり6ヶ月の契約は叶わず・・・。6月1日に居留証を受け取れていたら、6ヶ月契約できるのだが、3日足りなくてもダメなのだ。残念。ということで、3ヶ月契約 2,199NT $となった。

最近は、eSIMの契約もできるが、私はパソコンとのテザリング時間も多いため、あえて別ルーターにSIMを入れて利用している。私は、iPhoneを使用しているのだが、ネットを長時間使うと、なぜかとても熱くなってしまうためこの方法を選択している。2台持ちのようになり、少々不便ではある。

※この記事に書いたことは、2024年6月3日時点短い居留期限でインターネット環境がない家で長期間暮らし、使える会社が限られる場合の記録です。学生ビザの場合も条件や価格が異なると思います。旅行の場合は該当しません。

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