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綺麗にまとまった文章じゃ伝わらない時もある



昨日は組合のお仕事で一日中出張でした。
朝8時集合で、解散予定12時。
ええ、正午ではなく、深夜0時。は?


ウチの県の教職員組合は15の支部に分かれています。
私は今年は「支部の女性部の部長」をしているのですが、女性部は支部の執行部より一段下の組織なので、県教組(県教職員組合)自体のお仕事はあまり回ってきません。

が、今回参加するのは、確定交渉といって、県教育委員会に今年度、いや項目によっては長年交渉してきた内容についての回答をもらい、納得できなければあと一押し戦うという会。
各支部に参加人数の割り当てがあり、私にもお呼びがかかったというわけです。


細かい内容は省きますが、教職員の皆さんが身を削って働いていること、ただただ子どもたちのために頑張りたいことが伝わってくる会でした。
学校で起きている色々な問題はとにかく人手不足から起きていると言っても過言ではなく、どうにかなるといいなあ、いやなってもらわないと困るんです!

私はゴリゴリの組合員ではなく、まあ給食当番みたいなものだと思って今年は女性部長をやっているクチなので、
真剣にみんなのために戦ってくれているゴリゴリの皆さんには本当に頭が下がります。
嫌味じゃなくてホントに!

みんな頑張ってるなって勇気づけられるし、
自分の職場でも困っている人を助けながら自分も楽しく働けたらいいなと思う回でした。


実際の交渉の中では、今困っている当事者が思いを語る場面もあります。
配偶者や同僚が、過労で命を落とした話や流産したというような話です。

この交渉、コロナ期間中は中断されたりオンラインになったりしていたそうです。
だから要求も回答も、書面でやり取りすることが多かったとのこと。
綺麗にまとまった文章じゃなくても、活字になって整った文章じゃなくても、心からの言葉は胸を打ちます。
直接話して伝えることって大事だな、と思います。

色々な会議や研修がオンラインという手段を手に入れて、楽なそっちに流れがちですが、
対面も捨てたもんじゃないですね。



さて。
交渉の終了予想時刻は0時でしたが、なんと11時前には終了!
割といい内容で妥結したのです。よかったよかった。
時間は十分遅いですが、日付が変わるかも…と心配していたので、早く終わったおトク感がありました。
私って安上がり…。

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