#24 ソーシャルプルーフ
街に人だかりができていると『あの行列は何?』と気になりますよね?
梅田では毎日のよう見られるこの光景。
大阪に来るまでは学生時代に王将の餃子食べ放題にしか並んだことのない田舎者の私にとっては、わざわざ並んでまで‥と思いますが、内心気になったりします。
今日はそんな行列がもたらす効果をソーシャルプルーフとともに紹介します。
では、さっそくソーシャルプルーフの説明をします。
ソーシャルプルーフとは?
日本語訳では『社会的証明』と呼ばれる。
周囲の人々の方が自分より知識や経験があり、判断が正しいと思い込む心理傾向です。特に知識が整理できていない、曖昧な状況において顕著に見受けられます。
ソーシャルプルーフの具体例
例えば、ネットでモノを購入する際に使ったことのない商品の場合、レビューの内容や星の数を購入の判断材料にしますよね?
このように、ヒトは未経験の主観で判断できない状況では、多数決の原則に従う傾向が強くでます。
ソーシャルプルーフの活用方法
ソーシャルプルーフを活用する方法は、
『他者の影響力を借りること』です。
ここでは、iPhoneユーザーのAさんにBという知名度の低いスマホをオススメする状況を考えてみます。
影響力を借りる相手は
①権威のある人
②大多数の意見
③Aさんと近しい関係性の人
※①〜③がスマホBに対して好意を持っていることが前提条件
①〜③のような方々の影響力を借りることで、iPhoneが大好きなAさんにスマホBの良さを1%でも多く伝えることができます。
このようにAさんにとって信用性の高い情報を渡すことで検討する土俵にのってもらうことができます。
まとめ
#24 ソーシャルプルーフ いかがでしたでしょうか?
自分は客観的な人間だと思っていても実は外部要因の影響を大きく受けているかもしれません。
私は行列のできるお洒落なパン屋さんより看板が汚い大衆中華の方が好きです。
以上です。
では、また次回。
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