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プライシング大全#1~あなたは値上げが利益に与える影響を知らない

noteを作ったけど、高値を付けたら批判されたり評判が落ちて、変なトラブルに巻き込まれるかもって心配…

→結局安い価格で売ってしまって労力のわりに儲からない…

「競合と価格競争してしまったせいで利益が減っていく…

→独立した時は、自分の製品やサービスでお金持ちになろうとしたのに。どうしてこうなってしまったのか。

「プライシング本を読んだけど、結局こんなの大企業しか実施できないじゃん…

→大規模なアンケートが必要で、具体的なやり方も分からないし、費用がかかりすぎる。結局中小企業や個人事業主がそれなりのプライシングをやるための方法はないのか…

プライシング、難しすぎませんか?

高すぎる価格であれば、批判されたり、評判が落ちてトラブルのもとになる。

安すぎる価格を設定した場合、本来得られるはずだった価格を逃していることに。

はっきり言って、世の中の経営者や個人事業主でプライシング(値決め)に悩んだことの無い人間は居ません(私調べ)。

常に、自分のプライシングが正しかったのか?利益の多くを取りこぼしてないか?と不安を抱いているのです。

いや、中には「値決めってエイヤ!って決めるもんじゃないの?」とプライシングの重要性に気付いてない人もいるかもしれませんね。

プライシングが分からなくても当然

プライシングが難しくて分からなくても当然のことです。

高すぎても安すぎてもダメ、かといって最適な価格は神様しか知らない。そんな中で最大の利益を得られるように、顧客は最大の満足を得られるようにバランスを見極める必要があるんです。

経営者の仕事の中で、複雑で難しく、最も利益に影響するのがプライシングなので、悩まないわけないんです。

でも、安心してください。

プライシングは経営の超重要事項だからこそ科学されてきました。天才たちの途方もない努力のおかげで、アートの領域をゼロにすることはできなくとも、大部分を明らかにすることができているのです。

残念ながら100%解決!なんて魔法のツールはありません。

ですが、プライシングを学ぶことで今よりも確実に値決めに自信を持てるようになりますし、明確な方針を持つことができます。

そして、利益を伸ばすのに最も大きなインパクトを与える価格について理解し、活用できるようになります。

プライシングに自信を持てる人間はほとんどいません

マーケティングに力を入れている企業でもなければ、ほとんどの場合「えいや!」と値決め(プライシング)しています。

  • コストベース

  • 競合他社(市場)ベース

  • 顧客の言いなり

などが有名どころの決め方でしょう。

はっきり言って、こんな貧弱な発想は全く理解が足りていません。

プライシングの利益への影響を考えると、ドブに利益を捨てて自ら炎上リスクやトラブルに巻き込まれる可能性を上げているとしか思えない理解度です。

読んで実践するだけで利益がアップするプライシング教材が欲しかった

ほとんどの人は知りませんが、商品を変えなくても利益率を向上させることができる技術こそが商品の値決め(プライシング)です。

そして価格は、利益率に与える影響が一番大きい要素でもあります。

それなのに、既存のプライシング書籍や論文などで満足のいく情報ソースはありませんでした。

それでもプライシングが重要であることを知っていた私は、プライシングに関連する書籍や論文などの情報ソースをたらふく集めて、読んで、エッセンスを抜き出し整理し、実験しながら中小企業・個人事業主でも実践できるように改善していきました。

そうして出来上がったのが「プライシング大全」です。

プライシング関連の書籍でありがちだった理論だけに偏った内容ではありませんし、具体例や実践だけに偏った内容でもありません。

また、大企業しか実践できない内容だけでもありません。フリーランスなどの忙しい個人事業主や、人手が足りない中小企業であっても活用できるような超実践的な内容になっています。

普段、これほどまでに強い主張することは無いのですが言わせてください。
「プライシング大全」以上のプライシング教材は無いです(すべての執筆が完了したわけではないですが…)。

プライシングができると、どんないいことがあるのか?

プライシング大全で原理原則を押さえると、高値を付けて信頼を失うことはなくなりますし、安値を付けて本来得られた利益を逃すこともありません。

もっと言えば、製品を変えずに利益をアップさせることさえできるようになるでしょう。

めちゃくちゃ胡散臭く感じますが、プライシングはそれほど重要なスキルなんです。

こんなことを主張してるわけではない

これまで得た知識・経験、これから得るものすべてを詰め込んだのが「プライシング大全」

これまで数々のプライシング書籍や論文などの情報ソースから学んできました。中には名著もあり、世界中で使用され理論の正しさが実証されている分析方法も学ぶことができました。

そして、得た知識を個人事業主・中小企業にも活かせるように、考え、実践したことで得られた知見をまとめたのがこのプライシング大全です。

プライシング大全で扱う理論自体は、世界的な消費財メーカーも使っている手法などもあれば、個人事業主・中小企業でも実践できるようにアレンジしたものもあります。

そして、これから得た知識・経験も半永久的にリライトやコンテンツの追加を行っていく予定です。

正直に白状します。

プライシングに関連する書籍や論文などの情報ソースをひたすらかき集めて、読んで、エッセンスを抜き出し整理し、実験しながら中小企業・個人事業主でも実践できるように改善することができる人であればこのプライシング大全を読む必要はありません。

ごめん。note1記事だけでは完結しません

張り切って作り始めた「ぼくのかんがえたさいきょうの」プライシング教材ですが、このnoteだけで完結しません。

理由はいくつかあります。まず一つ目が、分量がとんでもないことになる。

#1(このnote)は、扉の前に立ったくらいの序章について書いたのですが1万文字を超えています。

全てを執筆し終わったわけではないのですが、全部まとめると1回の記事で配信しても誰も読み切れないです。

文字数マウントをとるつもりはないのですが、ぎゅっとまとめても凄い分量になります。

軽くトピックをマインドマップに書いただけでこんなことになったくらいです(途中経過)。そりゃ誰も読み切らんわ。

プライシング大全のトピックを書き出したマインドマップ


分割する理由二つ目、手間がかかりすぎて辛い。
正直者過ぎてごめんなさいって感じなんですが、書籍を1冊執筆する以上のタスクでこれを一回の記事で配信するのは辛過ぎました。

2022年5月に完結済みです。
完全版はマガジン「プライシング大全~完全版~」での購入が最もお得です。
単品購入を考えている方はどうか踏みとどまって、上記完全版の購入をしましょう。

待ちきれねえよ!と言う方のための救済措置も用意するつもりです。

用意するつもりです…が!できればワンピースみたいに血肉になるまで何度も読み返してほしいと思っています。

おすすめできる人、できない人

めちゃくちゃ自信をもっておすすめできる教材なんですが、一応おすすめできる人とできない人も伝えておきます。

こんな人にはおすすめできません。

  • 読むだけで利益を伸ばしたい人

  • 顧客と長期的な関係を築くより、一瞬だけ売上を上げたい人

  • 完璧なプライシング理論があると思っていて、それが知れると思っている人

当たり前ですが、読むだけじゃなく実践しないと利益は伸びません。実践のためのステップを細かく解説してるので、「活用して利益を伸ばしたい気持ち」があれば問題ないです。

一瞬の売上だけを求める人はプライシング大全を読む必要はなく、アカウントを育てて、noteを高値で売り抜けばいいだけです。それで評判が落ちたり、炎上してトラブルに巻き込まれたりしても責任は取れませんが。

完璧なプライシング理論が知れると思っている人にもおすすめできません。現存するすべてのプライシングモデルについて解説するつもりですが、完璧なプライシングモデルに出会ったことがありません。

一方、こんな人にはおすすめです

  • 自信をもってプライシングしたい中小企業・個人事業主

  • 商品を変えず利益を伸ばすドライバーについて知りたい人

  • 顧客と長期にわたって関係を築いて利益を得たい人

  • 高すぎる価格で、信頼を失いたくない、評判を落としたくない人

  • 安すぎる価格で、本来得られた利益を逃したくない人

正直、おすすめできない人以外なら読んで欲しいです。

特に副業でコンサルやフリーランスやろうとしてる人で、料金をどう決めるかで悩んでいる方には本当におすすめの内容です。

あと、こんなことを言うのはどうかと思いますが「アピールできるスキルを身につけたいコンサル独立志望者」の方にもおすすめできる内容です。

ここから有料部分

プライシング大全は、読んで実践するだけで利益率を向上させることができる教材を目指しています。

#1では、その導入として

  • なぜプライシングが重要なのか

  • プライシングがどれほど大きな影響力を持っているか

  • プライシングをおろそかにするとどうなるか

  • プライシングにおける課題は何なのか

について具体的に解説をします。

プライシングを変えることで営業利益に与える影響が販売数量や変動費、固定費と比べてどのくらい大きいのかについて、定量的に解説しています。

多分、今あなたが想像しているよりもはるかに価格のインパクトは大きいです。

これまで「値決め?競合見て決めればいいだろ」とあまり重く考えていなかった人も思い直すきっかけになりますし、価格の重要性を認識することができます。

#1は短いですが、重要なことが沢山詰まってます。繰り返し読んで、プライシングへの誤解を解いてください。

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