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リリース6週間で1万ドル、AIサービスが行った集客とマネタイズ方法

「AIが最近凄いのは噂で聞いてるけど、実際あんまりわかってないんだよね。ChatGPTが使えるLINEくらいは使ってみたけどさ。実際のところ、知らないとなんかやばいことあるかな?」

「文章生成系のAIのおかげで記事を生成するコストが激減しました。本当にすごいです。え?わたしが使ってるのはNotion AIですね」

「ChatGPTとかBing AIとかNotion AIとか使ってみたけど結局欲しい情報をリサーチするのにはまだまだ使えませんね。しばらくしたら落ち着くんじゃないですか?一時的なブームですよ」

「ChatGPTのAPIが公開されたんでサクッとサービス作ったら速攻でマネタイズできました。本当にすごいですよね!」

などなど、最近のAIに関しては本当に多様な意見が見受けられます。

階層で言うと大体5つくらいに分かれるかなと考えてます。

  1. 未理解

  2. 理解以上、使用未満

  3. 使用以上、活用未満

  4. 活用以上、実装未満

  5. 実装

AIに対する理解度の違い

そもそも、現在AIがやばい進歩をしていることに気付いていない「未理解層」。

AIがすごいことは話に聞いてるけど実際に触ってはない「使用未満層」。

実際に触ってみたけど事業や生活に取り入れてはない「活用未満層」。

アイデアだしや執筆のドラフト作成、要約などに活用している「活用層」。

そして、公開されたソースコードやAPIを利用してサービスを作ってみる「実装層」。

上の階層に行くほど数は少なくなっていき、活用層以上に位置するのは10%未満くらいの感覚です。主な生息地がTwitterだと、生成系AIを使うのが当たり前のように感じるかもしれませんが、活用しているのは本当に一部です。

今回はまだまだ数の少ない「実装層」の人が立ち上げたAI系サービスについてのケーススタディを紹介します。

「いやー、自分はエンジニアじゃないからあんまり役に立たないなぁ」と食わず嫌いせず読んでください。この記事のスキ数が多ければ「活用層」がAIにあやかってスモビジを作るならどうするか?という点でnoteを書きますから。

ケーススタディに入る前に

今回紹介するのは画像生成系のサービスですが、最近何かと話題になっているのは文章生成系ですよね。

ChatGPTのAPIが公開されたことにより、群雄割拠の時代に突入しています。

例えばLINEでChatGPTが使用できる「AIチャットくん」。リリースからわずか3日で累計ユーザー数が20万人を突破したことで話題になりました。

「ChatGPTがあるのになんでわざわざLINEアプリを使うの?」と考える人もいるかもしれませんが、搭載されるプラットフォームが違うと全く別物と言っていいほど使い勝手が変わるんです。

新規サービスへの嫌悪感がない人やPCでの利用をする場合はChatGPTで十分かもしれませんが、スマホユーザーからしてみると使い勝手がいまいちだったところに「AIチャットくん」が登場してバズったって感じですね。

プレスリリースによるとエンジニアが1名で半日程度で実装できたとのこと。PRの内容も「AIチャットくん」の文章がもとになってるのが面白い。

バズ→マネタイズ→安定化までの導線をどう考えるか?

「AIチャットくん」について調べてみると課金したユーザーがそれなりの数確認できており、バズからマネタイズまでは完了しているように見受けられます。

しかし、上記ピラミッドで表したように使用から活用に至るまでにはハードルがあります。今回紹介する画像生成系AIサービスでもそうだったのですが、「面白い!」で得られる課金はすぐに離脱されるのが世の常です。

ここからどのようにして収益の安定化を図っていくのか?そこにも注目していきたいと思います。

AI時代をサバイブするためにあわせて読んでおきたい記事

この記事では「AIによって人類の仕事が奪われる!」という人類VS人工知能の対立構造はもう古いですよ。旧石器時代の人間に間違われちゃいますよ。という趣旨を伝えました。

AIに仕事を奪われるとかは古くて、ここから私たちが考えるべきは「AI時代に、他者よりも競争優位性を持つためにはどうしていくべきか?」ということにフォーカスして解説しました。

簡単に説明すると「掃除機、自動車、カメラなど発明によって変化が起きるのはAI以前にもあったことであり、AIを活用するためには変化の”本質”を知らなきゃね」といった感じの内容です。

正直なことを言うと、AIが発達しようがしまいが本当に大事なのは幸せに満足しながら生きることだと思います。

ただ、不安におびえながら幸せを感じたり、満足感を得るのって難しいですよね。だからこそ、「自分と大事な人くらいは守りながらサバイブできる」という自信をもつためにもぜひ読んでください。


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