見出し画像

持たざる者が資本主義ゲームを勝ち抜くための経営資源の把握と分配戦略

「石油はあと30年で枯渇する!」

50年前はそういわれていたそうです。でも2022年現在、原油産出国は金持ちですし、いまだに「石油王と結婚したい!」というパワーフレーズは現役選手です。

採掘技術や探査技術、エネルギー効率の上昇によって現在でも原油が採掘されていますが、私たちの持つ資源はそうではありません。

このままだと、食うに困らぬレベルの資源をもって生きることは可能でしょうが「金持ち」には到底なれません(なる必要もないかもしれませんが)。

私たち持たざる者が「金持ち」になるには自分が持つ資源の分配先を決めること、つまり戦略を立てることが非常に重要になってきます。

このnoteでは私たちの持つ資源とは何か?資源の分配先を決めるとはどういうことか?について解説していきます。

私たちの持つ資源とは

「金持ち」になるためのルートは幾通りも用意されています。だからこそ金持ちになるために「アレもやりたい。コレもやりたい。」と思い、いろんなことに手を出してしまいがちです。

しかし、我々持たざる者こそ資源の投資先を考える必要があるのです。

一般的に「ヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産(IP)」などの事を経営資源と言います。そして、私たちの持つ資源は金持ちのそれと比べて非常に少ないのです。

そんな中、あれもこれも手を出してしまえば金持ちにぼこぼこにやられる結末が目に浮かびませんか?

資本主義という世界一参加者が多いゲーム

金持ちが100の資源、私たちが5の資源を持っているとしましょう。

たとえば、金持ちが100の資源を5,5,10,30,50と分配した時、私たちは持てる全ての資源(5)を集中させてもやっと五分と五分です。

持てる全ての資源ですよ。つまり、朝から晩まで時間と脳と体を使って、貯金をはたいて全力BETしても50%。何このクソゲー。

世界一参加者の多いクソゲー(資本主義)

しかし、これが資本主義で行われているゲームの内容です。参加者は互いに資源の分配先を決めて競合優位性を築いて勝者が金を稼ぐ。

対人ゲームなので、運の要素はもちろんありますが、スキルの高い(資源の多い)プレイヤーが勝つのは仕方ないことです。それが地主など、本人の才覚によるものでなくても文句を言うのはお門違いなわけです。

救いは無いのか?

もちろん、あります。

資本主義は世界一参加者の多いゲーム・スポーツです。ゆえに戦う相手・フィールドも選べます。

たとえば、陸上競技に様々な種目があるように資本主義にも業種・業界といった分類があります。当然勝てそうな競合がいる種目を選べば勝てる確率は高くなります。

また、敗者だからと言って全て失うわけではありません。戦うフィールドによっては強豪相手に33-4で敗北しても4点分の得るものがあります。

つまり、「戦うフィールドを選ぶ」ことこそが資本主義ゲームの特徴なわけです。そして「戦うフィールドを選ぶ」を言い換えたもの「資源の分配先を決める」であり、「戦略を決める」なわけです。

戦略は弱者に残された救い

ただでさえ少ない資源を無駄遣いしている場合ではありません。

このゲームで勝利したいならば戦略が命です。

会社に勤めるということは「ヒト&時間」リソースを売って「カネ」リソースに両替してもらっているということです。「ヒト」リソースは双方から

そして、自分の持つリソースによって戦えるフィールドが解放されていきます。少ないリソースであれば「せどり・転売・ブログ」などのフィールドでしか戦えませんし、リソースが多ければ「製造」などのフィールドで戦えるようになります。

私たちは少ないリソースで参加できるフィールドで勝ってリソースを増やしていく必要があります。これが戦略です。自分の持つ資源とフィールド参加者(競合)を把握し、勝てる勝負を挑んでリソースを増やす

資源の分配を決める第一歩目

ゲームである以上、裏技もあればプレイングスキルを伸ばす練習方法もあります。そして、当然勝利をつかむためのTipsももちろんあります。

そのTipsの一つが

ここから先は

544字 / 4画像
単品購入するなら100%定期購読がお得です。 月の途中で入ってもその月に追加された有料記事が全部読めます。 ※当月以外に追加された有料記事は読めませんので、面白いと思えばとりあえず購読することをお勧めします。

スモールビジネス大全

¥980 / 月 初月無料

【低リスクで副業的にビジネスを立ち上げ自由に使えるお金を増やしたい方へ】 - 海外スモールビジネスの実例(ケーススタディ) - リスクを最…

サポートしたつもりで身近な人にプレゼントして上げてください.