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英国メディア王が教えるお金持ちになるための8個の条件。金持ちの言う言葉に騙されてはいけない。

信じられないほど”いかがわしい”タイトルの本を読んでしまいました。

普段なら絶対買わないタイトルの本なのに、スモールビジネスの教科書で紹介しているケーススタディに登場していたため、つい出来心で買っちゃったんです……。

いつもなら感謝に溢れるAmazon様の配達速度をこのときばかりは恨みそうになりました。後悔するより先に届いてしまったんですから。

仕方がないので読んでみたところ、いかがわしいタイトルに反して物凄く面白かったんです。

これ以上、引っ張るのもなんなので先に紹介してきます。「本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて」。

うーん。何度見てもやっぱり、いかがわしい。

ただ、著者はイギリスのメディア王・出版王であるフェリックス・デニス。このいかがわしい本は、ゴーストライターを使わずに執筆した書籍で熱量がこもっており、「あなたでも成功できる」と謳う自己啓発本とは真っ向から対立する内容でした。

世の中に溢れかえる自己啓発本は、ときには行動していない人間すらも肯定して成功するのがあたかも簡単なように見せかけるものが多い。そんな悪しき本たちと真っ向から戦うのが「本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて」でした。

そもそも、「あなたにもできる」と謳う本が多い理由は簡単で「俺(私)にもできるんだ!」と思わせた方が売れるからです。

でも、本当に必要なのは「少なくともこういう人は成功できない」と伝えることだと思うのです。このフェリックスデニスが書いた本のように。

一時期「ノマド」という言葉が流行りましたね。ノマドは英語で「遊牧民」という意味。そこから転じてオフィスで働かず様々な場所で仕事をするワークスタイルを指す言葉です。

2015年ころでしょうか、ブロガー界隈ではタイなどの物価の安い国へ行き、「月に10万円稼げば豊かな暮らしができる。」と優雅なライフスタイルを見せつけるのが流行っていました。

しかし今では物価の安い国タイに行かずとも、日本で似たようなことができます。

スマホでゲームもできればコミュニケーションもできる。知りたいことがあればネットに問いかけて答えが返ってくる。家賃水準が低い田舎に行けば固定費もそれほどかからない。

そもそも考えてみてほしいのですが、50年前の生活水準と比較すると想像出来ないほど裕福な暮らしができるのが現代社会です。「あなたにもできる」みたいな薄っぺらい自己啓発本に感化されてわざわざ頑張って、苦労してまでお金持ちになりたいその気持ちは本物ですか?

というか、気づいてますよね?自己啓発本に書かれているように誰でも・簡単に金持ちになれるなんて嘘だって。夢が見たいのは分かります。わかりますが、どうせ夢を見るならかなえられる夢の方がいいんじゃないですか?

今回紹介する、いかがわしい本では自己啓発本なんかとは比べ物にならないくらい真面目に金持ちになるための条件と苦難が描かれています。

どうせかなわない眠たい夢から目覚めたい人はぜひ、この先ご覧ください。

金持ちになるための8つの前提条件

デニスが挙げている「金持ちになるための8つの前提条件」

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