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クズの情報商材屋が使うテクニックについて~こんなアホに騙されるなよ!

23卒の新入社員の方たちにとっては、もうすぐ初の給料日ですかね。

慣れない環境に戸惑いながら受け取る給料、ストレスや大変さを考えると「これだけ大変なことをしたのにこれだけ!?」と不満を覚える人もいることでしょう。

そんな中、Twitterを見てみると同い年くらいの人間が「月○○万達成!今月もほぼ働かずにこの成果、やっぱりSNSマーケは最強すぎる」なんてツイートをしています。

気になってタイムラインに飛んでみると、Webマーケティングを極めていて、毎月ほぼ自動で稼いでいるみたい。

最近ではChatGPTを使ってマネタイズする100個のビジネスモデルアイデアをプレゼントしているらしい。リツイートするだけでもらえるらしいのでもらってみよう。

DMで送られたビジネスモデルはそこまで大したものじゃないと思うけど、これを誰でも実行できるようにしたマニュアルもあるらしい。

気になったのでもらえないか聞いてみると、さすがにタダではくれないって。でも3万円で働かずに稼げる方法が知れるなら安いもんだ。

せっかく給料も入ったし買ってみよう。

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こんなクソみたいなカネの使い方、するんじゃねぇぞ!

十八超えたら立派な成人だ!使い方は自由だけど、こんなくそみたいな脳みそ空っぽなやからに騙されるとか相当恥ずかしいからな!

今回は、クソ見たいなもんを売るアホどもの手口、その手口がどれほど頭の悪いかを解説していくから絶対最後まで読めよ!

「いや、さすがに騙されないよ」とか油断してるやつ。警戒心は強いかもしれないが、手口を知っておくに越したことはない。

是非最後まで読んでくれ。

※謎の口調になってしまいましたが、ここからはいつも通りの文体でお届けします。

「月○○万!」と叫んで興味を引くアホども

あなたから金を奪い取ろうと考えているアホどもは自分を凄いように演出したがります。その時よく使われるのが、普通の人には意味の分からない頭の悪い鳴き声。

「月○○万越え!」

類似系として「月商○○万!」なんてものもあります。

あなたが普通の世界に生きている場合、日常生活でこんな鳴き声をあげている生き物には出会わないことでしょう。しかし、ネットの世界には多数存在しているんですね。

あなたがネットサーフィンをしていて、このように「月300万越え!」みたいな鳴き声をあげる生き物がいたらそっと離れましょう。

その生き物には知能が欠如していることが多いのです。学べるものは何もありません。共感できなくて当たり前です。

意味なんてない。クジャクが羽を広げてるようなもの

例えるならクジャクのようなもんです。クジャクは雌に求愛するために羽根を広げることで有名ですが、人間からしてみると意味が分かりません。

「え?なんで羽根を広げた?」

「羽根を広げるのが……魅力?」

って思いますよね?「月○○万!」という鳴き声の生き物が理解できないのが普通なんです。気にしてはいけません。

学び1. 「月○○万!」と鳴き声を上げている生き物はクジャクみたいなもん。共感できなくて当たり前。興味が惹かれていると同レベルの知能かもしれないからやばい。

AI曰く

”単位”の存在も知らないバカから何を学ぶというのです?

あほな生き物は単位の概念を知らないのです。○○万というのは数値でしかないのに、数値を扱うことが少なすぎて○○万と言えば"お金を表すもの"という感覚しか持たないのです。

小学校時代、まだ習っていない大きな数字を唱えるの好きな子ども、あなたの周りにもいませんでした?

「いち!じゅう!ひゃく!せん!まん!おく!ちょう!けい!がい!じょ!じょう!ーーー」的な。

「月○○万!」は、小学生のアレと同じです。かわいらしいですね。

普通、真面目に生きていれば教育を受けて数字に意味を持たせるためには単位が必要だという常識を身に付けるのですが……彼らは楽して稼ごうと思う生き物であり、教育を放棄してきたのです。

だから単位が必要だと知らなくても仕方ありません。

しかし、あなたはそうではないはずです。数値に単位が必要だと分かっていますし、「月320万越え!」なんて鳴き声を上げる生き物から学べることはありません。

意味の分からない鳴き声に惹かれてしまうこと自体が恥ずかしいことだと思ってください。

学び2. 「月○○万超え!」という人たちは教育を放棄してきたバカ。学ぶべきものがあるわけない。

AI曰く

「月利○○%」と嘘をつき注目を集める詐欺師たち

あほを超えて詐欺師になってくると「月利○○%」というフレーズを使い始めます。

「月390万越え!」や「月商490万越え!」という鳴き声にはまだかばいようがあります。Twitterでは文字数が限られているし、日本でのコミュニケーションなので、月商と言えばJPYで計算するのが当たり前という場合もありますからね。

しかし、「月利○○%」を使う輩は例外なくクソです。

インデックスファンドが年間収益率が4~6%、投資の神様が22%

通常、インデックスファンドの平均利回りは世界株で4~6%と言われています。当たり前ですが年率です。

投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェット、彼の年間収益率を計算すると約22%ほどと言われています。投資の"神様"が、22%です。それくらい複利で勝ち続けるのは難しいんです。

しかし、ここで終わるといささか事例が足りないような気もしますね。

最後に、人類の知の最終到達地点ともいえる年間収益率を考えてみましょう。

人類の知が到達できる限界は○○%と考えて

元数学教授のジム・シモンズが立ち上げたヘッジファンド「ルネサンス・テクノロジーズ」。1988年から2020年までの32年間平均約66%の収益率。

32年間複利で運用し続ければ1.66^32=11,052,456倍になります。1万円投資するだけで32年後には110,524,565,760円になる計算。

超天才です。ウォーレン・バフェット、レイ・ダリオ、ジョージ・ソロス、ピーター・リンチなどの名だたる天才と比較してもとびぬけています。

それでも年間収益率は66%。皆さんはこれが人類の知が到達できる最高収益率と考えてください。

学び3. インデックスファンド~6%、投資の神様22%、人類の到達地点66%が年間リターンの目安。
これ以上は基本詐欺。

「月利○○%」がいかに愚かなフレーズか計算してみよう

年間収益率66%が人類の知の最高到達地点です。この前提に疑問を抱くのは愚かです。

もちろん、短期リターンで行けばこれ以上を出すことができる投資家もいるでしょうがそれは分散により生まれる個体です。再現性はありません。

「年間収益率66%以上の金融商品がある!」と否定したくなる時点で愚かです。養分予備軍です。その前提で考えていくと月利というフレーズがいかに愚かで知能の足りてないチンパンジーなのかが分かるはず。

例えば、月利10%を複利で12か月運用したとしましょう。

$${1.1^{12}=3.14}$$

これは元本が3.14倍になるということ。つまり、ここから元本を引けば年間リターンが分かる。計算するのは簡単ですね。1を引けばいいだけですから。

そう、月利10%を複利で12か月運用した場合、年間リターン214%となります。

……おいおい、知の最高到達地点を超えちゃったよ。超汎用人工知能が誕生してシンギュラリティが起こったのかな?カナ?

月利5%ならどうでしょう。月利5%くらいならあり得るかもしれませんもんね!

$${1.05^{12}=1.80}$$

……年間リターンを計算すると約80%。また最高到達地点を超えちゃってます。

月利3%ならどうだ!

$${1.03^{12}=1.43}$$

おー!年間リターン約43%!最高到達地点より下だ!

ーーいやちょっと待てよ?投資の"神様"の平均リターンは22%じゃなかったか……。

そうです。月利3%で12か月運用をする場合、人類の最高到達地点こそオーバーしませんでしたが、投資の神様のリターンを超過してしまいます。

どこのだれかも知らない奴らの運用するファンドが投資の神様のリターンを超えられると思います?んなわけないですよね。

月利1%だと考えてようやく年間リターン約12%と現実的(それでもまだインデックスファンドよりも良い)レベルになるわけです。

ここまで考えれば"月利"という言葉を信じて投資をする人間の愚かさが分かっていただけたかと。

勧誘する側は「月利という情弱言葉にすら騙される真の弱者」を見つけようとしているのです。だから月利1%なんて小さなことは言わず、月利10%、100%とすさまじい利回りで誇大広告を行うわけです。

月利1%にしろ実現できないので、あとは言ったもん勝ち。ここまで説明してるのに「月利○○%」に騙されるようであればそれは知能が低すぎ。

月利○○%というフレーズに魅力を感じる人間は知能が低い
∵月利1%でインデックスファンド以上、月利3%で投資の神様以上、月利5%で人類到達地点以上の利回りになるから。

AI曰く

月次でリターンを計算しないといけないやつが金融投資なんかするな

そもそもの話、月次でリターンを計算しないといけないような状況の人間が金融投資なんてするな。年間リターンで計算しろ。

毎月安定して勝てる金融商品なんて存在しないんだから。

金融投資詐欺に引っかかるのは本当にアホです。FX、バイナリーオプション、こんなもんに大切な金を投下しないでください※。

※「Bブックの取引所を見つけてカモればいいじゃん」という考えをもって、実現できれば一時的に儲かる可能性はありますが、口座凍結という裏ワザを使われたら負けます。

何のことか分からない人は分からないままでOKです。

悪の情報商材屋の手口(ここからが本題)

ここまで丁寧に説明してきたものの、スモールビジネス大全の読者の皆さんはさすがにそこまでレベルが低くないはずだと信じています。

ここまでは導入みたいなもんです。本題はここから。

悪の情報商材屋があなたの興味を惹いて、クソ商材を買わせるテクニックについて解説していきます。

騙されにくい人間になるためにおすすめなnote

コンテンツ販売の闇、実績のない人間がコンテンツを販売する方法について

とある素晴らしいマーケッター()の活動記録と実績のない人がコンテンツを販売する方法(闇)について解説した記事。

一部界隈でめっちゃ人気でした。

月利10%(複利は無理)の案件とポンジ・スキームについて

月利○○%をバカにしまくったくせにこちらのnoteでは「月利10%の投資案件はアリまぁす!」と述べている。

月利10%(ただし、多額の資金運用は無理、複利運用不可、金融商品ではない)という話なので許してください。

情報弱者大全~養分思考から抜け出す方法

2023年4月18日現在、定期購読者なら無料で全文読めます。

本当に大事なことばかり書いてるのでぜひ読んでください。


さて、役立つnoteの紹介も終わったところで悪の情報商材屋がカス商品を売るときのテクニックについて解説していきます。

それでは以下、購読者限定部分に入っていきます。スモールビジネス大全は初月無料で、二か月目以降も980円(1日当たり約32円)。

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大前提:"売り方"に着目しても詐欺師は見抜けない

ここでは悪意を持ってクソみたいな情報商材を売っている奴を"詐欺師"としましょう。

実は詐欺師とまともな販売者の"売り方"は非常に似通っています。

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