見出し画像

ドローン業界:成長市場に参入する上で最も大切な資質について

購読者限定コミュニティにてリクエストがあったドローン業界についてnoteを書きます。

この動画を見て《ドローンビジネス》に関する興味を持ちました。
『今後市場規模が大きくなることが予想されるビジネス』なので
「プロコンさん視点での意見」などを反映した記事の執筆をお願いしたいです。

初月以降も継続してくれた人に案内してるSlack:購読者限定コミュニティに寄せられたリクエスト

「”プロコンさん視点での意見”とは言われたものの、そんなにドローン市場に詳しくないしなぁ……。」とは思いましたが期待しているのは「ドローン市場みたいな成長市場に参入することを決めた時の立ち回りってどうしますか?」ってことかなと。

それなら書けそうだ。ということでnoteを執筆している次第です。

動画の内容をざっくり説明

リクエストのきっかけになった動画の内容をざっくり説明すると

  • 2025年には市場規模が6,500億円になる。超やばくない?

    • 日本のコミック市場と同じくらいだよ。

  • 空撮+編集の相場が10~30万円ってのも結構凄いっしょ?

    • 普通の動画編集が5,000円~1万円って考えると割が良い。

  • 空撮以外にも、測量とかいろんな仕事があるよ。

  • 2022年には国家資格にもなるし、今から参入するしかない。

要するに「ドローン業界はこれから確実に伸びるから今から参入しておけばアツいんじゃない?」って話です。元の動画自体、7分程度でサクッと見れるので時間に余裕のある方は是非、元動画をご覧ください。

いや、本当にドローン市場ってアツいんですかね?

一旦、動画の内容を鵜呑みにするだけではなく自分でもリサーチしてみましょう。恐らく、2025年度に市場規模6,500億円になるとしていたのはインプレス総合研究所のデータでしょう。

他にも「ドローン 市場規模」で調べてみると

などの資料が見つかります。ドローン専業メーカーで国内唯一の上場企業である株式会社ACSLのIR資料なども参考になるでしょう。

※日本政府が出している資料に絞りたい方は
"site:go.jp"のクエリを追加して検索してください。

東京都戦略制作情報推進本部資料より
東京都戦略制作情報推進本部資料より
財務省関東財務局 経済調査課資料より
財務省関東財務局 経済調査課資料より
財務省関東財務局 経済調査課資料より

政府発表資料においてもインプレス総合研究所や矢野経済研究所のデータが使われていますが、過去の実績を見るに確かに成長市場になりそうな感覚があります。

じゃあ、「ドローン市場が成長していく」にベットする人の立ち回りをこれから一緒に考えていきましょう。

ドローン業界に参入する場合、どういう立ち回りをするべきか?

ここから先は

6,082字 / 9画像
この記事のみ ¥ 980
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポートしたつもりで身近な人にプレゼントして上げてください.