見出し画像

【イベント】銀座伊東屋 INK.Ink.ink! 2024に行ってきました

銀座店はひさしぶり。インク祭りは地下です。

よもや自分が万年筆インクのイベントに嬉々として出向くなんてね…

前提条件として、これを書いている人の万年筆レベルは以下となります。参考までに。

  • 万年筆歴半年

  • 保有の万年筆7本、つけぺん類6本、ボトルインク7個、カートリッジ3種

  • 特に詳しくないライト層


入室。

入口で予約の旨を申し出て受付。2,000円を支払うと紙袋をもらいます。中身はインク帳とつけペンiro-utsushiと会場にあるインクリストと、洗ったペンを拭くためのティッシュ。

平日ということもあり、お客さんは定員の半分くらいか。

入り口にインク買い周り用のショッピングバッグがあったけど、取る人はほとんどいなかったので郷に入ってはなんとやら。最後でいいのね。

にしてもなんていうんでしょう。
こんなに静かなイベント、私は知らない。(音楽は流れていたが)

「わー、どうしようどこからいくー?」みたいな雰囲気はなく、ほとんどが勝手をご存知のリピーターさんなのかな、入室するや否やインク帳を埋めにかかる。
なるほどそういうお作法と空気ね。把握。

静か…

自分の回は女性率100%でした。

こんな感じでインクが(蓋開いて)並んでいる空間で

書いてみてはしたり顔で唸り、ペンを水でゆすぎ、ティッシュで拭く。これをひたすら繰り返す2時間の始まり。
動物のお医者さんを思い出すなど。(わからない方はスルーで)

中段下段には在庫が並んでいる。

これがお高いインクのアッカーマンと申すものか。
フラスコみたい。

最初こそ見様見真似で端から書いていたけど、これ違うわ。書くのは気になっていたブランドやシリーズ、欲しい色縛りにしよう。

インク帳の中身

一部を除き、シリーズコンプではなく好きな色味だけ書いてます。文字等の視認性については確約するものではございません。(つまり汚いと言いたい)

ロメオ カクテルインク

ロメオは間違えて、しょっぱなと後半に同じもの2回書いてたんだけど…

まだ書き方がお上品だったしょっぱな。(これでも)

流れ作業で豪胆になってきた後半。

洗い水が濁りすぎるのが申し訳なくて無駄にくるくる書く人

呉竹ink-café

大好きな呉竹の明治とアール・ヌーヴォーシリーズ、全色試せたのは嬉しかったなー。Webで見る見本は参考程度にしかならないのでね。

毛が3本ハロがお気に入りらしい

TACCIA

発色が良くとても書きやすかった、浮世絵とすなおいろシリーズ。

蝦(えび)が気に入ったことは伝わった

セーラーゆらめく&パイロット色彩雫

セーラーは今回、四季織に雨音にゆらめくにインク工房に…ほとんどのシリーズが並べてあったんじゃないか。

ゆらめくインクの質感は実際書いてみないとわからないよね。
みるまに色が変化していく様が面白くて。落ち着いたあと斜めに透かしてみるとメタリックのようにきらめくお色味もまた、非常にいとをかしくて、買うかどうかすごく悩みました。… ←特に興味なかった人なのに

色彩雫は、複数ある青と青緑のニュアンスを比較して比べてみたかったからすごく参考になりました。デカ瓶が並んでるのは壮観よね。

小瓶しか持ってないけど、色彩雫の50ml瓶ってかっこいい

で気がつけば、

残り、30分、だと…ッ?!
何が恐ろしいってあっちゅうまに一時間半経ってた事実よ。

感想

インクの色味を参考にしようとたまにネットで検索するけど、Webかつ端末のディスプレイ経由では本当の色味がわからない。上の写真も、なるべく補正したつもりだけど個々の環境で変わるし。

なわけでインクを買う買わないの前に、これだけのインクを揃えていただけて、好きに書きまくれて、色だけならず粘度や書き具合も試せて、データが手元に残せるのが素晴らしすぎる…素晴らしすぎるんよ…

ただ、一部を除いては蓋を開けっ放しなわけでホコリも落ちていたし、多少酸化もするだろうし、インクを洗いきれていない人によって微妙にミクサブルインクになっている可能性もありやなしや。もろもろ、最初のほうに行ければベターかなという感想。

  • 欲しくなった色は目立つようにインク帳にマークしておいて

  • 最後に選ぶ時間を20分は取りたい。私? 残り5分になってわー!って選びました。無理ゲー。

購入品

最初から、買うのは2つだけって決めてました!
よろしくお願いします!

夏だから苔とか海とか系にすればいいものを、自分の好きな色味ちゅうのがすべて秋とか冬とかこっくり系でなあ…

落書きは筆記具揃えてまたあらためて、ですが

つけペンと筆と綿棒などで。

Sepiaナントカは濃いパープルもしくはピンクみ、赤みのある焦茶。弁柄色は、私の印象だと紅茶色って感じでした。

ところでインクには関係ないけど

伊東屋さんの入り口のこれがじかに見られたの嬉しい。

夜は良い感じになるそうな

伊東屋さんでは他のフロアに寄ろうとしたけど、インバウンド客で混雑していたため早々に出ました。免税店かと思った。高級路線でもないボールペンの一角にこの人だかり?? というような。

銀座は少し前は観光客(特にアジアの方)が多かったけど、今ってそういう感じなのか…


なおサル氏、来週このイベントのお代わりをするそうです。(ぇ?

懐かしいな、「文具女子博とかそういうイベントって何回も行くものなん??」って思ってた自分。ハハハ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?