自分、できませんからという謎のスタンス
私はただ聞いているだけでしたから。
やや謙遜のようにつかってしまう、仕事について何か言われたとき言葉として返すのです。
”ただ、きいているだけ”とは何のことなんだろうか。
自分が発した後で今日は考え込んでしまいました。
ただとは…
聞いているだけとは…
さも自分が「そんなたいそうなことをしてないですけどね」的に使ったそれはいったい…
おまけにそれは、同業の方に置き換えると
その人は「ただ、話をきいていたんだもんね」。と言えるかというと
そうじゃないということは言えます。
きっと
相談者の話を「聞く」のですが、その聞き方はもっと複雑なもの。
相談者の心情をその奥まで「聞く」だし
感情も「聞き、味わう」だし。
じゃぁ自分はどうなんだというと、それは「心がけている」のです。
…ああ、また逃げてしまった。
なんで自分は「とはいえ自分はただ聞いているだけですから」というできていないスタンスで居ようとしているのだろうか…。
なんだかなぁ。
いつまでたっても「できないスタンス」で居ようとすることに
いったい何か私にとっていいことあるのかなぁ?
冬に向かう長い夜、じっくり考えてみようと思いますがなかなか手ごわそうです。