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【ウクライナ支援】誰かの心をあたためよう

自分の中で、戦争のこと、とてもセンシティブなことをSALAという場で発言することに躊躇いがありました。正直そんな自分に嫌気しかありませんでした。

わたしは、毎日夜にニュースを見ながら涙が止まらないし、現代で今、戦争で人々の命を奪い合うことになんの価値があるのか。怒りと悲しい気持ちで日々過ごしています。何もできない自分、遠い国で、今おこなわれている残虐な行為。想いを馳せるほどにすごく心も疲れています。

国と国の政治的なことでのこの争い、関係ない場所で奪われる尊い命、未来を傍観なんてしてられない。

遠い遠い国のことだと感じていた気持ちも、SALAのスタッフであるモルドバ共和国出身のナターリアがいることでとても身近に感じられました。

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モルドバ共和国という国を初めて聞いた方もいらっしゃると思います。
日本の九州ほどの大きさで人口は264万人。
私は恥ずかしながら7年前にナターリアに出会うまでモルドバ共和国を知ることがありませんでした。経済的に豊かではない国、それでもウクライナの隣国であり、過去の歴史もあり隣人を受け入れるとの想いで人口の14%以上を占めるウクライナからの難民を受け入れているということです。

到底、できることではありません。

想像できるように、小さな国が多くの難民を受け入れるモルドバ共和国は経済的にもとても困窮してきています。

SALAにはロシア人のお客さんもたくさんいます。

モルドバ共和国のスタッフもいます。

国と国との政治的な争いだとしても目の前にいらっしゃるお客さん、知人、私たちにはそんなこと関係ありません。

あの国が悪い、とかじゃなくて、

戦争(人の命を奪い合う)という行為自体が本当に・・・言葉にできないけど許せない行為です。

たくさんの命が奪われています。

フェイクニュースだとかなんだかんありますが、目にするその動画、人々の訴えが嘘だとは私は思えなくて。本当にたくさんの人が苦しみ、断腸の想いなのだと思います。

何か、できないか。

ずっと考えていて、それでも何もできなくて・・・私とナターリアが考えたことは募金箱をSALAに置くこと。

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モルドバ共和国出身のナターリアから日々仕込みの時間に聞いていた話。

ウクライナからの難民をモルドバ共和国がたくさん受け入れているという事実。

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そしてナターリアの、はとこにあたる親戚がその避難民のために懸命に支援活動を行なっているということ。Christian Center Sareptaという教会のセンターです。小さな国の小さな村のセンター、もちろんホームページなどはありません。それでもナターリアから日々モルドバ共和国での難民受け入れのリアルな声を聞いています。

◆住居の解放
◆食糧の配給(ウクライナ国内から出ることができない高齢者や子供に届ける活動)
などその支援活動は多岐に渡ります。

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「母国のはとこがめっちゃウクライナ人のために頑張っているからお金を送ろうと思う。自分の家、無くしていくところもない、私たちは逆の世界でしあわせ全部ある。少しでも、誰かの心温めたい」

このナターリアの言葉が全てです。

私たちもできること。

政治のことを考えるよりも、今、困っている人に手を差し伸べる、私たちにできることをする。とっても小さな力かもしれないけど形として想いを届けてナターリアが言うように
「誰かの心をあたためる」一つの光になるかもしれない。

寄付BOXという、アイディアしか私たちにはありませんが、

それでもまずは一歩、SALAとして行います。

4月14日まで寄付を募ります(※翌日15日にまとめて送金いたします)
※寄付されたお金は全てモルドバ共和国の避難民の受け入れや支援を行なっている
Christian Center Sarepta へとSALAが責任を持って寄付いたします。(ナターリアのはとこが運営しています)

1円から、皆さんの想いを寄せていただけると幸いです。

SALA店舗に寄付BOXを設置していますのでスタッフにお声がけいただけると幸いです。

誰かの心、あたためよう

きっと、その一筋に。


最後まで読んでくださりありがとうございます。サポートは全てSALAの事業発展、スタッフのサポートの為に使用させていただきます。ぜひ、応援よろしくお願い致します!