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ケンミン食品株式会社×SALA!?きっかけはSALAの常連えんまるさん。

そうなんです、きっかけは「えんまるさん」なのです。

▶︎きっかけはえんまるさん

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セブンルールのインタビューにもご協力いただいたえんまるさん。SALAのお客様の中でも屈指の「激辛エスニック料理」が大好きな方でもあります。とても気さくでチャーミングな店長の母校である関学の大先輩です。

屋台の時に食べたSALA の台湾の具をケンミンのビーフンで食べて見たいなぁ

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その一言が全ての始まりでした。

でも、ケンミン食品さんに協働して商品を作ってもらうとなると開発にもお金がかかるし、SALAにはまだまだそんな力はない!えんまるさんの気持ちは嬉しいけど力不足なんです・・・、と思っていたのが正直なところ。

▶︎えんまるさんが作ってくれた提案書

そんなえんまるさんの夢の話から1年以上が経ったある日のこと。
なかなか前に進まない私の背中を押すようにケンミン食品さんとSALAのコラボレーションの提案書をなんとえんまるさん自身が作成してくださったのです。

えんまるさん

ケンミン食品株式会社の本社はSALAから徒歩10分ほどにあり、神戸発祥、社長である高村さんはこれまた関学の大先輩です。大きなご縁を感じました。

えんまるさんのお知り合いの方を通じ、高村さんへのアポイントまで・・・

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ここまでがあっという間でした。
えらいこっちゃ!ということなのですが私自身もえんまるさんのお気持ちに背中をぐっと押され、お話させていただく勇気が出ました。

こんなちっちゃなレストランですが、ケンミン食品さんと何か「協働」させていただけることはないか?協働だからこそできること・・・大きな背中を貸していただけるからこそ実現できることはなんだろう?考えれば考えるほど、ワクワクしました。

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▶︎コロナ禍で感じていたこと「誰かの力になれること」を

noteでも何度も言っていることなのですが、コロナ禍でのこの1年、感じたことはたくさんの皆さんの「やさしい気持ち」に助けられたこと。1人ではできないことも、声に出すとたくさんの気持ちが集まることで成し遂げることができること。困難も乗り越えられること。

お客さんからの応援、スタッフたちの頑張り。全てに支えられての今があります。

だからこそ、今回、ケンミンさんとの協働をお話させていただく時も「コラボレーションした商品を販売する」だけではなく、コラボレーションしたからこそ「更に誰かの力になれる」ようなことは何だろうと考えていました。

▶︎日頃から気になっていた問題

留学生や大学生と関わることが多かったコロナ禍。SALAの活動を通じて心のすみでずっと感じていたことは「留学生の生活難」「大学生のフィールド不足」の問題です。きっかけがあって出会わなければ、話を聞いていなければ目が合っていなかった問題だと思います。でも目があったからには向き合いたい。解決する力になりたい。

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実際に初めて社長の高村さんにアポイントを頂いた際には、えんまるさんのお話しや、上記のような想いをお話しさせて頂きました。

ケンミン食品の皆さんが本当に暖かく耳を傾けてくださり、そこから想いを汲んで協働できることのアイディアを提案いただき、驚くほどのスピードで実施することが具体的になりました。

今後も進捗お話しさせていただこうと思いますが、まずは大きく二つの企画です。

▶︎具体的なケンミン食品さんとのコラボ企画

①1日1レシピで留学生を応援・エンパワメント

ケンミン食品さんのホームページや各種  SNSアカウントで発信されている「1日1レシピ」という企画。ケンミン食品の商品を使って作るアレンジ料理のレシピを紹介されています。

ケンミン食品=焼ビーフンのイメージがメジャーですが、実は生春巻きの皮であるライスペーパーやフォー、春雨、調理キットなど幅広くアジアの食に関連した商品を販売されています。

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これらを使用したレシピを有償で留学生が考案(母国料理を再現)▶︎ケンミン食品・SALAとの協働でレシピ開発・製作▶︎ケンミン食品・SALA のインスタグラムで発信▶︎両者の実店舗でもメニューとして食べることができる

今年の3月末まで行っていた神戸ユネスコ協会さんとの「多国籍子供食堂」をきっかけに、コロナ禍での留学生の抱える生活問題について知るきっかけを得ました。

SALAは場所を提供していただけにすぎませんが、毎週日曜日に母国料理を学生が作り、振る舞うことを通して生き生き輝いていたのが印象的で、私自身も異国の料理を新たに知る発見はとても楽しくワクワクするものでした。
母国料理を作ることは文化を知ってもらうきっかけでもあり、精神的にもエンパワーメントされる瞬間です。SALAのお母さんたちと重なる姿がありました。

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はじめは国を絞った形でアジアの留学生から、段階をおうごとにアジアを飛び抜け世界のお料理を紹介する企画に発展させていきます。
留学生の経済的・精神的なエンパワメントに繋がりかつ、お客様への問題提起の発信にもなるのではないか?大学生に呼びかけを行いSDGsの観点も取り入れながら一緒に進めることで、中々コロナ禍で実地で学ぶフィールドがない学生との協働にもなると考えました。企画を進めるにあたりプロフェッショナルなレシピ開発の現場や留学生との関わりの中で新たに生まれるアイディアがあるかもしれません。

②ケンミン食品とSALAの商品コラボレーション

SALAでは通信販売にてアウトドアで食べる惣菜の開発を始めたばかりです。その第一弾として、メスティンで本格カオマンガイキットの販売がSTARTしていました。

ケンミン食品さんは7代目焼ビーフンのリニューアル、ということでSDGs(健康維持・環境保護)などに対応した商品開発を行い、

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ビーフンの形は従来の四角型から丸型へ。めんがほぐれやすくなり調理性が向上、フライパンに重ねることなく入れられるため、3食以上の調理でも使いやすくなりました。そしてこの形だとアウトドアの道具でも簡単に調理が可能とのこと。

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こちらの商品と、SALAの<NEW>台湾の肉そぼろ煮込みの真空パック惣菜をセットにしてアウトドア需要の高まるGW に向けて販売を行えば両者のお客様に更に楽しんでもらえるのではないか?えんまるさんの夢への一歩に近づけられるのではないか?と考えました。

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今週末より販売予定ですが、それに伴い、ケンミンの社員さんと実際に山へ登って、ケンミンビーフンとSALAの惣菜を調理する

<初>ケンミン食品×SALAの山でコラボインスタLIVE

4月23日(金)12時半から配信です!

SALAコラボ720×1080

えんまるさんをきっかけに勇気を出したことで、それを受け入れてくださるやさしい皆さんがいらっしゃいました。素晴らしいご縁をいただき、ケンミン食品のみなさまと協働できることに感謝とワクワクした気持ちしかありません。そして、自分たちの想いだけでは実現できないことが実現しようと大きく動き出しました。

留学生・大学生も巻き込みながらこのプロジェクトを進めていきたいと思います!
これからも進捗お伝えさせていただきます!ご期待ください。


最後まで読んでくださりありがとうございます。サポートは全てSALAの事業発展、スタッフのサポートの為に使用させていただきます。ぜひ、応援よろしくお願い致します!