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初めて描いた漫画

新年度が始まり、色々な環境の変化で緊張している方もいるのではないでしょうか。

さて、今回はどこでもヤングチャンピオンで漫画を連載している漫画家Salah-Dのスタッフが以前にSalah-Dから聞いた話を少しお伝えしていきたいと思います。

以前書いた記事で紹介した、Salah-Dが攻殼機動隊に似たSF漫画、32ページが初めて全て仕上げた漫画とのことなのですが、なんと仕上げたのに掛かった年数は4年‼︎

描いた時期は、20代前半で、理由は自分の甘え(アニメや漫画を見てしまう、怠けてしまうなど)もあったり、ストーリーなど構想に迷いながら何度も描き直したりすることもあったりしてして、なかなか進まなかったとのこと。また、当時は兵役もあり、執筆作業が順調には行かずその休憩時間に原稿用紙とGペンを持って描いていたそうです。
※台湾の兵役は現在、4ヶ月ほどで終了ですが当時は2年半です。

それでも、最後まで漫画を仕上げたのは凄いなと感心しました。どこにも発表しておらず、保管してあるらしいので、いつか見てみたいですね。

今では月刊誌連載で、ネームから仕上げまでおおよそ3週間前後で仕上げることができます。(アシスタントの有無、ページ数などで前後することがあります)

Salah-Dはこの未発表の32ページの漫画を仕上げた後、120ページの漫画を仕上げ、そこで台湾で漫画家としての活動がスタートしました。

漫画は、まずは上手い下手ではなく「完成させること」

何事も、全て積み重ねが大切だなと思います。

以前に描いた漫画より抜粋

最後に聞いてみました

___初めて、描いた漫画。4年掛かっても仕上げられたのはなぜ?

Salah-D「20代前半は、漫画で生活できるのか不安が多かった。迷いながら描いていた。しかし、それでも漫画が好きだった。それだけ…」

『漫画が好き』というシンプルな答えでした。

それから、Salah-Dは漫画を描き続けることは「漫画を描くのは初めは『興味』だけだった。そこから『覚悟』に変わった」と、話しています。

数十年経った今もその気持ちは変わらず、机に向かって今日も執筆しています。


この記事を読んでSalah-Dの漫画に興味を持ったという方は、ヤンチャンWebで、一部無料で漫画が読めますのでチェックしてみてください!

ピッコマなどの電子漫画配信サイトでも、漫画配信されています。

そしてまだ、準備中ですが6月には現在連載中の漫画2巻が発売予定ですのでお楽しみに。

そして少しずつ、noteの記事を読んでくださる方も増えてきて嬉しいです!

最後まで、記事をお読みくださりありがとうございました。次回も、Salah-Dの魅力についてお伝えできればと思います。

筆者:Salah-D スタッフ

※記事の内容は、個人の見解です。

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