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虎に翼36話(一美)

明らかな  失態


「結婚してから 立て続けに依頼がありまして…」
望んだものは 全て手に入った か のような状態。

恩師の穂高から
「婦人弁護士の先頭に立って、頑張ってくれたまえ」

困っている依頼人の為にも
誠心誠意
働くのみ!

やめていった仲間の為にも
世の女性たちの為にも
自分が先頭に立ち
社会を変えていくんだ!

そんな矢先の案件

夫に先立たれた甲子
乙蔵が提案
「歯科医だった亡き夫の診療所に 自分(乙蔵)の出張医療所をつくって その借り賃を支払うことで 甲子たちを養う」

甲子は 提案を引き受ける

訴えたのは
亡き夫の ご両親

だが…
甲子
義理の両親からは 満足に援助が得られず
仕方なく乙蔵の提案に乗った  と語る。

これに対し検事は
賃貸契約を結んでいる関係でありながら 既に同居している。
同じ屋根の下に住む男女。
母の "著しき 不行跡" と見做す。

寅子
「あくまで 子ども達を養育する為 やむを得ず神田医師に経済的援助を頼んだ迄」。
……………
正義の味方たらん とする
佐田寅子に
被告人 甲子が泣き付く。
泣き付かれることに 弱い 寅子

寅子「被告は 亡き夫との子どもを 身体に宿し、
体の具合も ずーっと勝れないでいる」

寅子の脳内で
被害者 甲子がつくられる。
被害者救済に 突っ走る 寅子

判決は
「不行跡 とは いえない」

寅子「当然の結果です」と堂々。

判決も下りた ある日

寅子は(依頼人 まちの亡き夫の病状と、
妊娠してるまちお腹の大きさに…?)

「お腹の お子さんについてなんですが…?」

すると
まち「てっきり目をつぶってくださっているのか と。
やっぱり女の弁護士って
手ぬるいのね。
次男も長男も神田の子です」。


やめていった仲間の為にも
世の女性たちの為にも

気負いが 失態を生む

優三が言った「決めつけ突っ走ると  思わぬ ヘマをするから」
寅子
突っ走ってなんかいません‼︎

優三「そう……それだといいんだけど…」

はて…    
順風満帆に思える まっ最中の 落とし穴

失態・過失は いったい
どこから来る?
どこに 発端する?

           一美



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