虎に翼22話(一美)

寅子は 事件の流れを
きちんと理解していく為に
学友の手も借りて調書内容の
検証を続けた。
できる事は
調書の事実確認

寅子はつぶやく
(私にしかできないこと…って
なんだろう)

行き詰まっている中

寅子は 叫んだ！
「優三さん みつけました！
私にしかできないこと ！！」

その後
直言の部屋に向かう家族一同

ガラリと戸を開けて

はる「今から家族裁判やります」

直言「はぁ…？」

寅子「お父さん 『やった』というなら それを証明してください」

寅子「調書の証言と、お母さんの手帳にある(お父さんの行動の) 記録との 齟齬が 14箇所見つかりました」

寅子「お父さん 『やった』というなら その証拠をみせて！」

直言「そんなの ある訳 無いだろ…
やってないんだから…」

直言「自白は全て嘘だ
だが…裁判では『やった』と証言する。 すまない……すまない…」

日を改めて
寅子から話をきいた
穂高は
「そうか それが真実なら
我々の進む道は決まった。
正々堂々と『無罪を主張する』としよう」
…………
大臣 官僚 議員それぞれの弁護人が集まる中、
穂高は
「私は依頼人、猪爪直言氏の(弁護の方針として) 無罪を主張しようと思っている」
…………

母 はる には はるの…

兄嫁 花江には 花江の…

寅子には 寅子の…

穂高には 穂高の…

どの ひとり一人にも
私にしか できないことが
在る

私にしか できないことで
人と 人は 繋がっている

私にしか できないことに
出合うことで
世界🌍を創っていく

そのことが
素晴らしい！

そういう "人間の創られ方" が
素晴らしい！


私：その素晴らしさに  涙…
　　　　　　　　　　一美