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虎に翼61話(一美)

梅子さん登場

東京家庭裁判所の   
独立庁舎  ついに完成!

寅子は 家事部の審判も任されることに(人手不足で むしろちゃんにはよかったね)

東京家裁の相談室には
様々な事情を抱えた人が集まる。

すみれ「あ〜〜待ちくたびれた。
私ね 長いこと お妾さんやってたの。その旦那さまが突然 亡くなってね。
せめて遺産ぐらいもらわないと 割に合わないでしょう?」

寅子「大変申し上げにくいですが  お妾さんには遺産相続の権利が無くて…」

すみれ「遺言  遺してくれたの
『俺が死んだら これを家庭裁判所に持って行って検認をしてもらえ』って」

検認=遺産を相続する権利がある人達の立ち合いのもと、家庭裁判所で  遺言の存在と内容を確認する

亡くなった遺言者は
大庭徹男

大庭徹男の家族  集まる

「大庭の妻でございます」

梅子さん登場!

遺言書を読み上げる寅子

「遺言者  大場徹男
元山すみれに全財産を遺贈する。
昭和24年3月25日」

大庭. 姑「そんな馬鹿な‼︎
お黙り‼︎ いい気になるんじゃありませんよ💢‼︎」

なにやら光三郎耳打ちする 梅子

その後 光三郎は
「新しい民法によれば、母と僕たち兄弟は
父の財産の 2分の1を遺留分として請求できる筈です」

寅子「ええ  そうですね」

妾 すみれ「冗談じゃない💢
全部 私のものよ‼︎‼︎
その権利が私には 有る!
私は被害者よ!!
裏切られたの
『妻にしてくれる』って
言われてたんだもの!」

祖母は  撤太に言います
「訴えでも 何でも 起こしてちょうだい💢‼︎!
その女に  1銭もくれてやる気はありませんよ‼︎」

寅子「この遺言が有効か どうか 調べる手続き、相続にまつわる手続きを、それぞれに行っていただきます」

妾.すみれ「ほんっとに💢
邪魔しかしない女ね‼︎」

特例判事補  寅子

依頼人に
文句を言われる

     一美

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