見出し画像

虎に翼129話(一美)


優未「やっぱり そんな顔
してる…
お母さんは
私の選択を応援するって
言っておいて
やっぱり娘が まっとうじゃない、
"子育てを失敗した" って
後悔してるってこと?」

寅子「そんな まさか
親だから心配はしても
後悔はないわ」

優未「私ね 寄生虫の研究も
好き
家のことも 料理も好き
読書も好きだし マージャンも好き
笹竹で働く時間も好きだし、みんなといる時間も
1人でいる時間も
お母さんといる時間も好き
好きなことと やりたいことがたくさんあるの。
だから…
この先 私は
"何にだってなれるんだよ"
それって最高の人生でしょ?
最高に育ててもらった』って思ってるから
だからぁ… 私のことは心配
ご無用です
小さい頃 話してくれたでしょ」… 思わず優未を抱きしめる 寅子・・・
泣きながら…話 続ける優未
「『たくさん 拠り所を作って欲しい』って」涙.涙・・

母 娘ともに涙・・から 笑顔に…

*良妻賢母を生きるを 善し
と しなくても
その "良し" に縛られなくても
『自分を生きて
それでいいんだよ』
と 娘に言ってもらえる愛
             :一美

ここで
イマジナリー優三さん登場

ちゃん・・約束守って
くれて ありがとうね」

寅子も…
優三さんも…
見つめ合って、涙.涙……
笑顔で  涙ぐむ
      :一美 涙.涙…

航一「ただいま〜」

寅子「あら  お帰なさい 
早かったのね」

寅子の顔を見て…
「今…  泣いてました?」
寅子「フフフ
ないしょ
……………………
猪爪家で…

横浜家裁の所長に就任する
ことを伝えに来た 寅子

寅子「まさか と思うけど
また直治とケンカしたの?」

花江「そうよ。
フフフフ..
猪爪家は み〜んな…
思っていることは口に出した方がいい!
・・が教訓よ。
家族円満のコツ」

寅子「フフフ…・・そうね」

花江「み~んなが好きな
ように
して みんなが それを
応援していければ
我が家は ずっと 安泰だわ」

ちゃん おめでとう
…………………
笹竹で…

所長就任を祝うため
みんなが集ってくれた

涼子美位子さん 本当に
働き者で とても助かって
おります」
「英語にも興味がある
ようで  子ども達と一緒に
学ばれています」

ヒャン「私たち ずっと絆で繋がっている」

居眠りしてた梅子
目を覚まして…
「このところ…お店に居ても
なぁんにも役に立たなくて…」
大五郎「そこに 居てくれりゃあ いい

「そうなんだよ
そこに居てくれるだけで
いいんだよなぁ


そこに桂場が入店
(マズいところに来た…
と 露骨に 顔に出る…)

久しぶりに
お団子を食べようとする
桂場の  目の前に座る寅子

「・・・お元気そうですね
桂場さん  お会いしたら
言いたいことがあったんです。私たち  ずっと法とは何か…を話してきましたよね」

桂場「私たちじゃない 君がな」
寅子「今  私は 法とは
船のようなもの なのかな…
と思っています」
桂場「続けて」
*この↑『続けて』というワード
穂高先生も
ちゃんも
言ってましたね
    :一美

寅子「人が 人らしく在るための 尊厳や権利を運ぶ船
社会という激流に飲み込まれない為の船
船の使い方は乗り手次第
人らしさを失い沈むことも
誰かを沈めることも
間違うことも ある
人生という船旅を快適に
幸せに 終えるために
乗り手の私たちは
船を改造したり
修繕しながら 進む。
(ここから先  一美は涙と鼻水)

生い立ちや
信念や
格好
男か女か
それ以外か
全ての人が
快適で居られる船に
するよう
法を司る者として
不断の努力を続けていきます」

桂場「私は 今でも
ご婦人が法律を学ぶことも
"職" にすることも
反対だ

さて、
明日の最終回は
桂場から
どんな"愛の言葉"が聴けるか
      :一美

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?