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虎に翼97話(重遠の孫)

1番に、よねに「おめでとう」

桂場「ああ、君は『法律はきれいな水』『水源のようなもの』と言っていたな」
寅子「憲法が変わってもなお
社会のあちこちに残る不平等を前にして思ったんです。
きれいなお水 水源
法律ではなくて 人権や人の尊厳
なのではないかと」

桂場「民事第24部。君の配属先だ。早く行け」

   ・・・・・

寅子「どうしたの?
待ち合わせの時間まで
まだあるけど」
航一寅子さんに早く
会いたくなって」
桂場「君たちはいつの間にかその...」
寅子「はい
おつきあいさせていただいております」

桂場君、その...本当に彼女でいいのか?」
寅子「ちょっと!
今のは聞き捨てなりませんね!」
梅子「こんな奇跡のようなことがありますか?」

   ・・・・・

寅子「皆さん温かく迎えてくださってありがとうございます」

朋一「もう僕らも この年ですから。父が誰とつきあっても
自由ですよ」
のどか「むしろ お父さんで大丈夫ですか?真面目すぎて退屈じゃないですか?」

寅子「ハハハハ!そんな退屈だなんて全く思ったことないわ。
ねえ?うん。三条のお祭りの時も楽しかったよね」
朋一「おり?」
寅子「そうなんですよ。
航ーさんが あの
金魚すくいでムキになった。
やっとのことで一匹すくったんですが そのころにはもうお金 たんまり使ってしまっていて
そしたら 航ーさんが急に
『僕は経験にお金を払ったので後悔はありません』とか 仰って..
何言ってんのって...」

   ・・・・・

家での「」としての航一と、
佐田家での「恋人」としての航一の落差。
それぞれが「この人はこう」と決めつけて思っている「人格」は独立したものではなく、周囲環境によって、形を変える。
寅子の頭の中の航一
朋一のどかの頭の中の航一
の違いは、
新家庭に波乱を生む⁇
            光

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