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虎に翼14話(重遠の孫)

事実と評価(判決)と検証(シュミレーション)

シュミレーションは、トラブルを減少する。(ついでに放送時間も節約)
それはまた、判定(裁判)の過程(検証)でもある。

よねは、判定を確定(早く終わりに)したい。寅子は諦めない。

よねの自己評価(自分への判決)【惨め】
他者評価(学友への判決)【お気楽】

学友は
よねのいいところ探し
涼子の賛辞


よねさんが、こんな顔をして終わるのは嫌だ」
(・・・こんなスッキリしない顔をしたままでは...3話穂高)

再検証(シュミレーション)

一つの事実(事件)に、人数分の評価(判決)(理由付け)(予断と偏見)

寅子たちに
反発しながらも
反撃をしないよね

涼子の暴露(告白)

新事実が出ると、評価(判決)の浅はかさが知れる。
さらに、「お里」も知れる。

学長の「善意」(?)の中の魑魅魍魎

都合よく使われる【私たち】は、

よねはまだ、自分のこころに魑魅魍魎はいない、と信じている。
「それは外にいる

 ・・・・・

猪爪家の沈黙
「コガシテ落込ンデ居ルンダロ」
「お母さま、どうでしょう」「もう少し、お砂糖・・・」
の意味するところは?

ドラマそのものが【裁判】や、寅子の【こころ】の表象であったり している。
幾重にも重層させた構成が素晴らしい。


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