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虎に翼39話(一美)

雲野「ご懐妊のことなら
もう聞いた」

よね「はぁ……⁉︎」
("寝耳に水"状態の よね)

雲野「なんだ…
山田君にも まだ話してなかったのか…」

雲野「子どもに 何かあったら どうする…?
君の仕事は 私と岩井君で
引き継ごう」
雲野「弁護士の仕事を休んで 子育てに専念することも 大事なことなんじゃないかな」

穂高「私も そう思う。
もう弁護士の資格は持ってるんだから…
仕事への復帰は いつだって
できるんじゃないかね」

寅子「そう ですか…」

寅子「ぁりがとぅ ござぃます」
もう 先頭に立って
全てを 抱えなくていいのか…

話の場 から立ち去る
よね

*(『私も やれるだけのことはするから…
お前は  一人じゃない!』って よねさん 寅子に伝えたばかり…ですもんね)
……………
よねの勤める店で…

寅子「さっき いつの間にか 帰ってしまったから…
黙っていたことは謝る
ごめんなさい🙇‍♀️」

よね「勝手に使命感に燃えて『やめていった仲間の想いを』だ なんて…
*(私も そんなふうにも感じて いましたよ)  一美

よね「いちいち悲劇のヒロインぶりやがって
自分 一人が背負って やってる って顔して
恩着せがましいくせに

ちょっと男どもに優しくされたら
"ほっ" とした顔しやがって!」

*甘えては ならない よねさん からしたら…そういうことに なるわねぇ

寅子「じゃあ…
私は どうすれば よかったの⁉︎」
*ホント…どうすりゃいいんだ   :一美

…………
帰宅して…

寅子「   お母さん
今日 法律事務所に
辞表を出してきました
ごめんなさい🙇‍♀️」

寅子「私なりに 頑張りました
けれども降参です」
*一美:それでいいよ

はる「そう…」。
……………
自分の部屋に戻った寅子…

六法全書を しまいながら
泣く…泣…泣

*一美も:泣…
寅ちゃん "力み過ぎたから" 地獄に
なったんじゃないの…?


地獄から 抜け出したら
淡々と 静かな 平穏が待っていた…

寅子が仕事を辞めたことについて
優三は何も言わない

* いつもながら 優三は 受け取り上手
        一美


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